「株価、年末に底をうつ」日証協会長


日本証券業協会の安東俊夫会長は21日の記者会見で

株価の見通しについて「年末くらいに底をうつのではないか」との考えを示した。

1930年代の世界恐慌や日本のバブル崩壊など過去の事例を分析すると、

危機が起きて30カ月程度で株価は底をうつ傾向があるという。

「中長期的にみれば(いまが)投資チャンスだろう」と述べた。

証券会社の業績に関しては「かなり悪化している」と指摘し、

大手から中堅中小の証券会社まで2009年3月期決算は

大幅に悪化するとの見方を示した。 (NIKKEI NET 21:54)