日銀総裁、世界の不良債権「1.4兆ドル超」 参院予算委


日銀の白川方明総裁は19日の参院予算委員会で、

今後発生する分も含めた世界の金融機関の不良債権を1兆4000億ドル(約126兆円)とした

国際通貨基金(IMF)の推計について

「個人的にはもう少し増えていくとみている」との見解を示した。

今回の金融危機の原因については「(2007年まで)世界全体が非常に良好な環境が続いた中で

低金利が続いたこと」と指摘。

そのうえで「日本の低金利もその一つ」と述べ、日銀にも責任の一端があるとの考えを明らかにした。

民主党の峰崎直樹氏への答弁。 (NIKKEI NET 19日 21:44)