就任近づくオバマ米次期大統領、祝賀行事や儀式に出席
20日に初の黒人大統領として第44代米大統領への就任を控えるバラク・オバマ氏は18日、
リンカーン記念堂でのコンサートに出席するなど、一連の儀式や祝賀イベントをこなした。
オバマ氏はまた、コンサートに先立ち、バイデン次期副大統領とともにアーリントン国立墓地で
無名戦士の墓に花輪をささげた。
オバマ氏は同日に行った演説で、景気後退(リセッション)やイラク・アフガニスタン戦争など、
直面する課題の深刻さを強調する一方、そうした国難に立ち向かう米国の力を楽観していると語った。
「われわれの道が長く、険しいことは間違いない。しかし米国の真の姿が、安逸のときではなく、
苦境にあって正しいことを行ったときに現れることを決して忘れてはならない」と訴えた。
[ボルティモア 18日 ロイター]
