根なし草 

五輪招致の街頭演説をする北島康介選手(左)ら五輪メダリスト=18日、東京・渋谷〔共同〕



「子供たちに夢を」北島が夏季五輪招致で街頭演説

北京五輪の競泳男子平泳ぎで連続2冠を達成した北島康介選手(26)が18日、

2016年夏季五輪招致を目指す東京都がPR目的で“設立”した「招致応援党」の党首として

街頭で応援演説した。

「まだ先と思ってるかもしれませんが開催地はことしの10月に決まってしまいます。

ここからが勝負。子どもたちに夢を」と熱心に語りかけた。

北島選手のほか、体操の森末慎二さん(51)、競泳の柴田亜衣さん(26)、森田智己さん(24)ら

五輪メダリストが党員として参加。

渋谷駅ハチ公前広場には約1200人、新宿駅西口には約2500人が集まった。

渋谷での呼び掛けを聴いた男性会社員(48)は「選手が応援するのはよいこと。

(五輪を)実際に見てみたい」と話した。

演説を終えた北島選手は「(演説は)初めてで緊張したが、思いを伝えられた」と話し、

15日に招致委員会が70%と発表したばかりの支持率アップに期待を寄せた。

                                 〔共同〕(18日 21:53)