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米国株、小幅安で始まる 業績懸念で シティ7%安、アルコア3%安



3日の米株式相場は小幅安で始まった。

ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比19ドル35セント安の8454ドル62セント、

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同4.13ポイント安の1534.66で推移している。

前日夕に米主要企業の先陣を切って非鉄大手のアルコアが発表した

2008年10―12月期決算が四半期としては6年ぶりに赤字に転じた。

企業決算の内容が予想以上に悪化する可能性が意識され、売りが出ている。

ただ、ダウ平均が4日続落した後とあって、値ごろ感からの買いが相場を支えている。

アルコアはアナリストの目標株価引き下げも伝わり3%超下落。

前日に損失拡大懸念などから17%急落した米銀大手のシティグループは7%の大幅安。

アナリストが08年10―12月期の損益見通しを下方修正したと伝わった。

同様にアナリストが損益見通しを引き下げたと伝わった米銀大手の

バンク・オブ・アメリカとウェルズ・ファーゴも売られている。

シティによる証券部門の売却交渉の合意が近いと報じられている証券大手モルガン・スタンレーは4%安。

前日夕に08年10―12月期の売上高見通しの引き下げを発表した

半導体製造装置大手のKLAテンコールが小安い。    (NIKKEI NET 13日 23:55)




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