8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅続落。
前日比27ドル24セント安の8742ドル46セント(速報値)で終えた。
ディスカウントストア大手のウォルマート・ストアーズが発表した
2008年12月の既存店売上高が市場予想を下回ったほか、
せて利益見通しも引き下げた。ウォルマート株が急落したことがダウ平均の重しとなった。
ただ、非鉄大手のアルコアやマイクロソフトなど前日に急落した素材やエネルギー、
ハイテク株の一角に買い戻しが入り、相場を支えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、
同17.95ポイント高の1617.01(同)で終えた。インテルの業績見通し引き下げなどを受けて
前日に急落した反動で、買い戻しがやや優勢となった。 (NIKKEI NET 06:28)