日経平均、6営業日続伸 終値37円高の9080円


6日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸。

大引けは前日比37円72銭(0.42%)高の9080円84銭で、

11月10日(9081円43銭)以来、約2カ月ぶりの高値水準を回復した。

6日続伸は2007年6月28日から7月5日までの上昇以来、約1年半ぶりとなる。

外国為替市場で円相場が前日大引け時点に比べて下落し、

業績の悪化懸念が和らいだ輸出関連株に買いが膨らんだ。

ソニーやキヤノンなどの主力株が買われ、ホンダなど自動車株も上昇した。

東証株価指数(TOPIX)も6日続伸。

オバマ次期米大統領による大型経済対策への期待から、

投資家の物色意欲は根強かった。

世界各国政府の環境問題への取り組み強化の流れから、

原発や太陽電池などのエネルギー関連銘柄に買いが膨らんだ。

東証1部の売買代金首位となった東芝が続伸し、

シャープは値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇した。 

東証1部の売買代金は概算で1兆4030億円、

売買高は同21億5656万株だった。〔NQN〕 (NIKKEI NET 15:33)