イラクでの空輸活動を終え、
クウェートの基地を離陸する空自のC130輸送機=17日〔共同〕
空自、イラク支援終了 活動5年 最後の輸送機が帰国へ
イラク復興支援のために物資輸送に従事してきた航空自衛隊の
C130輸送機3機のうち最後の1機が17日、
活動拠点のクウェートから日本に向けて出発した。
派遣隊員約200人も一部を除き年内に政府専用機で帰国する。
5年間にわたる自衛隊のイラク復興支援が幕を閉じた。
出発に先立ちクウェートのアリアルサレム空軍基地で開いた撤収式典で
武田良太防衛政務官は「1人の犠牲者も出すことなく任務を遂行し、
国際社会の信頼と評価を得たのは隊員の努力の成果」と訓示した。
空自部隊は2004年に輸送活動を開始。クウェートからイラクの首都バグダッドや南部のアリ、
北部のアルビルに多国籍軍や国連の人員や物資を輸送した。
03年に成立したイラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊の活動では、
陸上自衛隊がイラク南部サマワを中心に06年まで活動。
空自については多国籍軍駐留の根拠となる国連安全保障理事会決議の今年末の失効や
イラクの安定化を理由に政府は11月に空自の撤収を決定した。(NIKKEI NET 02:08)
