GPファイナル最終日、フリーの演技を終えて笑顔で声援に応える浅田真央=13日、高陽〔共同〕
浅田が逆転優勝、男子の小塚2位 フィギュアGPファイナル
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は13日、
韓国の高陽で行われ、世界女王の浅田真央(愛知・中京大中京高)が女子フリーで、
女子では国際大会初の快挙となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、
188.55点でショートプログラム(SP)2位からの逆転で3大会ぶり2度目の優勝を果たした。
3連覇を狙ったSP首位のキム・ヨナ(韓国)はジャンプでミスして186.35点の2位。
中野友加里(プリンスホテル)は161.93点で5位、安藤美姫(トヨタ自動車)は
4回転ジャンプが回転不足となり、158.25点で6位だった。
男子SPで首位だった小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリーでジャンプの転倒が2度あり、
合計224.63点の2位で日本男子初の優勝を逃した。
SP2位のジェレミー・アボット(米国)が237.72点で逆転優勝。
アイスダンスはイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組(フランス)が制した。
(NIKKEI NET 21:37)
男子フリーで2位となった小塚崇彦のフリー=13日、高陽〔共同〕

