NY株、大幅反落 終値196ドル安の8565ドル


11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反落。

前日比196ドル33セント安の8565ドル9セントで終えた。

週間の新規失業保険申請件数が前週比5万8000件増の57万3000件と急増し、

市場予想を大きく上回った。労働市場の一段の悪化が警戒され、

金融株を中心に売りが膨らんだ。

自動車救済を巡る不透明感からゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターが

軟調だったことも株価指数を押し下げた。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)では「金融」が8%安と大きく下げたほか、

最近買われていた「素材」などが売りに押された。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は

前日比57.60ポイント安の1507.88で終えた。 (NIKKEI NET 06:21)