三洋買収交渉 米ゴールドマン、パナソニックの提示価格を拒否
三洋電機の買収交渉を巡って、
パナソニック(旧松下電器産業)から1株130円前後の買収価格の提示を受けた
主要株主の米ゴールドマン・サックス(GS)グループが4日、
同水準での売却を拒否したことが分かった。
パナソニックはGSの合意抜きで51%以上の三洋株の取得をめざす方針とみられる。
パナソニック首脳は4日午前、
都内でゴールドマン日本法人の首脳と会い、買収価格を提示した。
GSは時価(三洋株の3日終値は169円)を下回る水準での売却は困難として、
即座に売却を拒否する考えを伝えたもようだ。 ( 4日 NIKKEI NET 16:01)