6大銀の中間決算、純利益57%減 三菱UFJは64%減の920億円
大手銀行6グループの2008年9月中間決算が18日出そろった。
連結純利益の合計は3983億円と前年同期に比べ57%減少し、
中間期としては4年ぶりの低水準に落ち込んだ。
09年3月期通期も前期比50%減と低迷する見通し。
融資先の破綻などで不良債権処理損失が増えたうえ、
株安により保有株式の時価が目減りしたことも利益を押し下げた。
世界的な金融危機の影響が邦銀の業績にも深刻な影響を与え始めた。
6グループは三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス、住友信託銀行、中央三井トラスト・ホールディングス。
18日に発表した三菱UFJの9月中間期の連結純利益は64%減の920億円。
不良債権処理損失が54%増えたうえ、保有株式の価格下落による減損処理が2.8倍に膨らんだ。
(NIKKEI NET 19:54)