NY原油続落、終値60.77ドル 一時1年7カ月ぶり安値


6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に続落。


WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は


前日比4.53ドル安の1バレル60.77ドルで終えた。


一時60.16ドルまで下げ、2007年3月以来約1年7カ月ぶりの安値を付けた。


世界的な景気悪化懸念が強まり、売りが膨らんだ。


この日、英中銀のイングランド銀行(BOE)や欧州中央銀行(ECB)が利下げを発表した。


利下げを受け、外国為替市場でドルが対英ポンドやユーロで強含んだ。


ドル建てで取引される原油先物相場の売りを誘った。この日の高値は65.50ドル。


ガソリン、ヒーティングオイルも続落した。 (NIKKEI NET 06:31)