米国株急反発、ダウ終値401ドル高の8979ドル 原油急落、69.85ドル
16日の米株式相場は3営業日ぶりに急反発。
ダウ工業株30種平均は前日比401ドル35セント高の8979ドル26セントで終えた。
9月の鉱工業生産指数など厳しい内容の米経済指標の発表を受け売りが先行。
しかし値ごろ感や自律反発狙いの買いが下値で入ると相場の地合いが好転し、
大幅高に転じて終えた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は89.38ポイント高の1717.71で終えた。
16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は急落。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は大幅に3日続落し、
前日比4.69ドル安の1バレル69.85ドルで取引を終えた。一時は68.57ドルまで下げ、
2007年6月27日以来、約1年4カ月ぶりの安値を付けた。
世界景気の悪化に伴う原油需要の減退懸念から売りが出た。 (NIKKEI NET 05:16)