NY株続落、ダウ終値189ドル安の9258ドル 円は99円台に急伸


8日の米株式相場は大幅に6営業日続落。


ダウ工業株30種平均は前日比189ドル01セント安の9258ドル10セントで終えた。


米連邦準備理事会(FRB)など各国中銀が協調して利下げに踏み切ると発表した。


世界的な金融・株式市場の混乱収拾に向け、


各国中銀が足並みをそろえて行動したことが好感されて買いが優勢となる場面もあった。


ただ、金融システムへの強い不安を背景とした売りに押され、大幅安で終えた。


ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同14.55ポイント安の1740.33で終えた。


8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急伸。


前日比2円35銭円高・ドル安の1ドル=99円05―15銭で取引を終えた。


米連邦準備理事会(FRB)を始め各国の中央銀行が異例の協調利下げに動いたが、


金融不安は根強いとの見方から円買い・ドル売りが優勢だった。 (NIKKEI NET)