NY原油急落、終値6ドル安 金は安全資産買いで33ドル高


6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は急落。


WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は


前週末比6.07ドル安の1バレル87.81ドルで取引を終えた。


世界的な株安を受け、リスク資産圧縮目的の売りが出た。


世界景気悪化による需要減の思惑からの売りも続いた。


一時は87.56ドルと2月7日以来の安値を付けた。


6日のニューヨーク金先物相場は急伸。


ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は


前週末比33.0ドル(4%)高の1トロイオンス866.2ドルで終えた。


金融不安を背景に「安全資産」としての位置づけから金買いが優勢だった。  (NIKKEI NET)