AIG、売却候補の資産リストを3日公表
米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は3日、
経営再建策の一環として、売却候補の資産リストを公表する。
日本事業では生保子会社のAIGエジソン生命保険、
AIGスター生命保険の売却を検討している。
エジソン、スターが最終的に候補となれば、売却額は数千億円規模とみられる。
日本事業以外では、航空機リース事業などが売却候補として挙がっている。
AIGは資産規模1兆ドルを超す保険会社。
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の深刻化などに伴い、
資金繰りが急速に悪化。米金融当局が最大850億ドル(約9兆円)の
融資枠を設ける公的支援策を発表した。 (20:03 NIKKEI NET)