法案成立へ上院動く
米上院幹部が金融安定化法案の修正案に預金保険制度で保護している
預金の上限の引き上げを盛り込んだ背景には、
経営不振の銀行からの預金流出を防ぎ金融システムの安定につなげる狙いがある。
保護拡大のコストを賄うため、財務省が米連邦預金保険公社(FDIC)に
無制限の融資を実施する案も浮上している。
政府の負担が増えれば、財政赤字拡大の要因になる。
上院幹部が合意したのは、銀行破綻を受けて政府が預金を保護する場合の
上限額を現行の10万ドルから25万ドルに引き上げる措置。
FDICのベアー総裁は30日、「現在の危機に対処しやすくなる」との声明を発表、
「上限引き上げにより、銀行の手元流動性が増し貸出余力が増える。
同時に預金者も安心できる」と強調した。 (NIKKEI NET)