NY株反発 ダウ141ドル高の1万1059ドル
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。
前日比141ドル51セント高の1万1059ドル2セントで終えた。
米ゴールドマン・サックスが大幅減益決算を発表したことや
パソコン大手デルが事業環境の厳しさを指摘したことを受けて売りが先行したほか、
米連邦準備理事会(FRB)が午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
政策金利の据え置きを決めたことが失望につながり、売りが優勢となる場面があった。
ただ、米政府やFRBによるアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の
救済を巡る期待感などが広がると、金融株を中心に買い戻しの動きが広がった。
前日にダウ平均は7年ぶりの下げ幅を記録しており、自律反発狙いの買いが入りやすかった面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発。前日比27.99ポイント高の2207.90で終えた。
(NIKKEI NET)