ブログネタ:男、女、子供、老人、どの幽霊が怖い?
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先日お伺いしたお客様の話です
お客様は85歳、昭和の高度成長期を支えてきた企業戦士だった方です
リタイヤされて随分経った今でもかくしゃくとされ現役時の活躍ぶりが伺える頭のキレ具合です
対する私も言葉を選びながらお付き合いさせていただいています
奥様は2年程前より入院されています
「奥様のお加減はいかがですか?」
「それがね、こんな話をきかせても何ですけどね、不思議なことがありましてね」
「えっー何 何ですか?」
先日、奥様の病院へ出掛ける支度をしているところへ電話が鳴ったそうです
「容態が急変したのですぐに来てください」との病院からの連絡
支度はできていたのですぐに地下鉄で病院へむかったそうです。
その地下鉄の中での事です。
乗り込んだ車両は○○様の他にほとんど乗客はなく空いていたそうです
ボーっと考え事をしていて、ふと人影に気付きそちらを見ると
喪服を着た婦人が立っていたそうです
空いているのになんで立っているんだろうと思いよく見てみると
それは
亡くなったお母様だったというのです
それはそれはご自分の目を疑ったそうですがすぐに奥様を迎えに来たのだと思い
『母さん、○○を迎えに来たのですか?早いです。まだ早いです。
まだ連れていかないでください』
そう伝えると、お母様の姿は消えていたそうです。
病院に着くと奥様の容態はどうにか持ち直していたとのこと
安堵はしたものの気懸かりなので田舎の妹さんへ電話をし、お母様に会った話を伝えたそうです。
すぐに妹さんはお母様の墓前へ参り
『お姉さんをまだ連れていかないでくださいね』と手を合わせたそうです。
・・・ここでよくある話なら
今はすっかり回復して退院することができました。となるところですが
現実は、今奥様は一進一退、予断を許さない状況だそうです。
「余計な話を聞かせてしまいましたね」
「いいえ・・・」
泣き虫な私は我慢しきれず涙ぐんで何も言えなくなってしまいました。
幽霊?怖がるだけでなく、何か他の意味があるのかもしれませんね。
男、女、子供、老人どの幽霊も見たくないです。
全部怖いです。