市場、先行き不透明に 首相辞任表明


福田康夫首相の突然の辞任表明を受け、


金融市場では経済政策の停滞への懸念から先行き不透明感が強まっている。


景気後退局面入りが確実視される中での政治空白や政局混乱は


企業や消費者の心理にも打撃を与えかねず、


一部では「円や債券売りの圧力が高まる」との観測も浮上。


政府が先週末にまとめた総合経済対策の行方などもにらみながら、


しばらく不安定な相場展開になりそうだ。


1日の外国為替市場で円相場は1ドル=107円90銭台で推移していたが、


午後9時半に福田首相の辞任の意向が伝わると政局不安から円が売られ


一時は108円台前半まで下落した。


バークレイズ銀行の梅本徹チーフFXストラテジストは「政治空白が生まれるという意味で、


市場は短期的には円売りで反応するだろう」と指摘する。 (NIKKEI NET)