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あまりにも重たい展示作品集の代わりに購入した別冊太陽、生誕100年記念号です。(¥2,200)




先日来より、各テレビ局でも度々放映されていた東山魁夷の生誕100年特集


その中には東山魁夷が作品を仕上げる姿がありました。


その作品を集めた東山魁夷展


『観に行きたい』を叶えた休日。




「青の巨匠」の異名をもつ画家


魁夷が生涯に描いた1260点もの作品


その作品のうち「青」を基調したものは約470点にのぼる。


私が惹かれるのもその青


青といってもその色は


青・蒼・青緑・群青・エメラルドグリーン・・・何色なのだろう


その繊細な色合いはひとつひとつ微妙すぎて


『 魁夷の青 』である。


「きれい・・・すごい・・・」


言葉は必要なかった。


一人で出掛けたことは正解だった。




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二つの月 1963年


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緑響く 1972年

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沼の静寂 1983年


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夕星 1999年 絶筆となった作品



展示場内はもちろん撮影禁止です。


その青を伝え切れませんがアップしました。(別冊太陽より)




今回展示されていた作品の中には私の知らなかったドイツ留学当時の作品や


ヨーロッパ各地を回りその町並みを描いたスケッチや作品がありました。


それは私の知っている魁夷の作品とはまた違った


日本画とも洋画ともいえぬものでした。


あらためて感嘆です。




東山魁夷展


(於)東京国立近代美術館  ~5月18日(日)まで


ぜひ、おすすめいたします。


伝えきれない感動を体感して下さい。