こんにちは
心を満たす食生活で なりたい自分を叶える専門家
管理栄養士の川添美佳です
突然ですが
子どもが 食事を残したら
あなたは なんと声をかけますか？
「残さないで、全部食べなさい！」
と言う親御さんが
多いかどうかは 分かりませんが…
私は、
子どもが小さい時は
「もう、おなか いっぱい？」
「もう、ごちそうさまする？」
と聞いて
おなかいっぱい食べたんだなーと
分かったら
たとえ食事が残っていても
「ごちそうさま」と言って
食卓を離れてもいいという方針で
育てて来ました
残ったものは
親が食べるなりして、
捨てるということは
ほとんどありませんでしたが。
そうしてきた理由は
おなかがいっぱいの状態で
それ以上に食べることは
しんどいし
苦しいから。
もう食べ終わりたいと
思っている時に
がんばって
全部食べるように言われたら
楽しいはずの食事がイヤになります
また、食べすぎて
おなかが痛くなったり
体調を悪くしたら大変です
親が全部食べるように強制して
子どもが体調を崩すなんて
かわいそうです。
ちょっと怖いとさえ思います
食べきれない量を盛りつけてごめんね～
食欲の見積もりが甘かったか～
おかずの種類が多すぎたかな？
味付けが口に合わなかったかも？ と
子どもが食事を残す原因は
食事を準備した親の方にあると思っていました。
今もそう思います。
特に小さいお子さんは
どんなに好物なものでも
満腹になれば食べなくなります
大人みたいに
もったいない精神で
食べすぎることはありません
残してもいいと言っていましたが
娘は
食材や食品に対する感謝や
食事を作ってくれた人へのありがたい気持ちは
人一倍 持っていたし
中学生になった今は、
食事を残すことはめったにありません
食事を残さず全部食べることよりも
自分の体を大切に思って、
自分の体を大切にするために
食事量を調節する
その方がとっても重要だと思うのです。
残したときは、
捨ててしまったときは、
「ごめんね」と言って済ませるだけでいい。
食事は多すぎると病気になります。
食べすぎが招く病気は、山ほどあります
ムリに「全部食べなさい」ということが
その子の健康をそこなうことに
つながってはいけないと思うのです。
もし、いつも
「全部食べなくてはいけない」という
プレッシャーを抱えてしまったら
心の健康まで保てなくなります
学校給食の現場では
完食することが大切で
食事を残すことはよくないと
指導しているところがほとんどだと思います。
全部食べることでしか
食事に対する感謝を表せないなんて
そんなことないですよね！
全部食べられなくても
給食を作ってくれた人に
「おいしかったよ。ありがとう」
と言うことはできるし。
農家さんや漁師さん、畜産業の方々も
おいしく食べてくれて、
健康な体を保ってくれることを
一番に願っているはず
そりゃ、もちろん
完食することがいいことは分かっています！
娘が通っていた小学校は
配膳した食事の量を
食べる前に調整していいという指導でした。
（手を付ける前に減らしてOK）
それはいいんですけど。
給食の時間は短いですよね…
全部食べることよりも
もっとゆっくり食べるように
指導することの方が大事だろう
と思っていました。
例えば、
『あなたが朝早く起きて
愛情込めて作ったお弁当を
子どもに持たせました。
それを残して帰ってきたら？』
あなたは なんと言いますか？
「残すなんて、感謝がない！」
「忙しい中、せっかく作ったのに！」とか
こんなことを言う方は
少ないかもしれませんが…。
絶対そんな人いないとは
言い切れないと思います。
食事を作ることが大変なのは分かりますが。
親が子どもの食事を用意するのは
義務だし、当たり前です。
でも、
心に余裕がないときのママさんは
もしかしたら
こんなふうに思ってしまうかもしれませんね。
世界で一番大切な人です
子どもには
「残さず全部食べなさい」
と言わないであげてほしいなーと思います
公式LINEの
お友だちになってくださいね
お役立ち情報をお届けしています
お友だち追加してくださった方へ
下記の特典をプレゼントしています
『 最速で なりたい自分を叶える 最も大切な考え方２選 
』