こんにちは
心を満たす食生活で なりたい自分を叶える専門家
管理栄養士の川添美佳です
だんだんと冷たいものがおいしくなってくる季節ですね
・野菜ジュース
・フルーツジュース
・スムージー
・ヨーグルト
・乳酸菌飲料
・飲むゼリー
・青汁
・プロテインドリンク
・栄養ドリンク
この中に、毎日とっているものはありませんか？
流動食、いわゆる噛む必要がない食事。
手軽で便利な食品ですが…
これらには、ちょっと気を付けたいことがあります
「ちょっと待って
ヨーグルトは、体にいいんじゃないの
」
と思われた方！
きっと多いですよね
確かに、
乳酸菌などの健康によい成分も
入っているので気になりますね！
乳製品については、またの機会にお話しますが、
牛乳もヨーグルトも
「嗜好品（しこうひん）→楽しみとしての食事」と
とらえることをおすすめします
さて
なぜ、固形物をしっかり噛んで食べることが大切なのか
まず、噛むことのメリットだけでも、
たくさんあるのですが
今回は、『胃腸の力』に注目します
胃腸は食べたものを「消化吸収」する器官です。
当たり前だー
という声が聞こえて来そうですね(笑)
栄養素の注目度は高いのですが、
消化や吸収のことまで考えている人は
意外と少ないんですよ
胃腸は、筋肉でできています
固形物を消化するために
筋肉を動かすことで、胃腸はきたえられます。
日々の食事は、
胃腸の筋トレになっているのです
流動食を続けると、
胃腸の筋力が衰えて、
栄養を吸収する力も落ちてしまいます
年齢を重ねると食事量が減ったり、
下痢や便秘が起こりやすくなったり
することにも関係します。
子どもなら、食べているわりに
なかなか体が大きくならないということにも。
流動食は、
体調がすぐれなくて食欲がない時や、
忙しくて食事の時間がとれないときの非常食
という位置づけで考えましょう
食事は、栄養をとるだけでなく
体の機能をととのえる役割も
とても大きいのです
ごはんとみそ汁を中心とした
「噛む食事」を味わって食べてくださいね
読んでくださってありがとうございます
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