【絵日記】居直る | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。




たぶん、こっちやる方が「理に適っている」のだろうな~…とか

たぶん、こっちをやる方が、後々の行程がラクになるのだろうな~…とか

たぶん、こっちを先にやる方が……と、思うことがあれこれある…のだけど。


「気持ちよく制作して」

っていう北の天の声を、ヒジョーに都合良く解釈することにして…と。

やりたいな、って思うコトに手をつけちゃう。


そうすると、やりかけていたこと…とか、やろうとしてた他のこと…とかいうのに、もう、気を回すことができなくなって。

どれも、中途半端になっちゃう……という結果になる。
今までもずっと、そういうのをやってきてた。

なので、「また、それやっちゃうの?」って、思ってしまう。
そして、一番最初の行に戻る。


けど。
思考は戻っちゃうけど。

中途半端になってることをやってから…って言ってたら、今やりたい気分のことが後回しになり、それはおそらく「しないまま」になる。


どれもこれも、ぜんぶ、ちゃんとやれたらいいけどもさ。

そんなこと、できっこないし。



居直るしかない。

のだ。