前回はこちら↓
京都の異界ツアー その1「事故渋滞」
9月に続いて事故渋滞にハマった後、平安神宮へ向かう…まで。
京都の異界ツアー その2「平安神宮」
なんで平安神宮へ行ったのか&行ってみての感想。
京都の異界ツアー その3「古事記の語りと即興演奏」
このツアーの最初の目的だった、風鈴演奏家さんと研究家さんのコラボコンサート。
京都の異界ツアー その4「本能寺跡と、フリースタイルな僧侶たち」
本能寺跡と、そこへ向かう途中に見つけた紙屋さんのこと。
神社巡りです。
まず、友人と9時に烏丸駅改札で待ち合わせ、地下鉄と阪急嵐山線を乗り継いで、松尾大社へ。
お酒の神様というだけあって、鳥居の前に巨大なとっくりが…。
しかし…ヤマタノオロチに飲ませるのに使ったのは「瓶」ですが…これじゃあ小さいか~。
それにしても、本当に何の下調べもしないで行くもんだから。
行ってみて驚くことが、たくさん(笑)
松尾大社って、鯉と亀がお使いなんですね~。
亀って…。
なんかもう…どうしてもここに来ないといけないことになってたのかね。
お手水場も、亀。
他にも、「撫で亀さま」が二箇所に~。
松尾大社では、白虎の御朱印をいただきました。
亀亀亀…ときてる神社で、玄武ではなく白虎の印をいただく…ってのも。
一興(笑)
結婚式やお宮参りと同席もでき、太鼓の音にお出迎えいただきました。
参拝の後、晴天の中を汗ばみながら、月読神社へ。
小さいけど、非常にいい空気の神社でした。
しかし…月読神社が「安産祈願」っていうのも…なんか、オモシロイです。
私的には、なんでやねん(笑)(笑)(笑)って感じですけども。
とはいっても、月の満ち干は人の生死と深く繋がっておりますし。
満潮時に出産が多いというのも、統計上出ていることだし。
神功皇后の伝承がなくても、どこかでそういう風になっていてもヘンではないですかね。
まあ、それはともかく。
ここ。
参拝中…柏手を打った瞬間に、ものすごい勢いで背中に熱が。
ちょっとびっくりしました。
背中が熱くなるのはOKとか、正解を引き当てた時とか、歓迎のサイン…みたいなのは、経験上わかってるんですけど。
あんまり勢いがすごかった&この時はもう暑くて汗かいてたんで余計に、何ぞやと思ってしまいました。
あんな顕著なのは、最近ちょっと減ってたかなあ~。
参拝はいつも暑くなるけど…久々な「見えない電子レンジでチンされた」感じでした。
来た道を、そのまま引き返し、再び烏丸へ。
上賀茂神社へ行く前にランチを済ませてから行こう、となったのですが、少々時間が早めでして。
で、ちょっとそのヘンをプラプラしようか…ということになって、前の記事に書いた紙屋さんへ寄りました。
そして、その近くの、とてもいい雰囲気のお店で、ランチ。
この中庭通路が素晴らしい…。
そこでちょっとゆっくり…異界な会話を楽しみまして(笑)
上賀茂神社へ移動。
8月に貴船へ行った時、車で通った記憶のある道を、市バスで再び。
少し山の方へ来ただけで、空気はかなり涼しく快適でした。
広い芝生が広がってて、ここで来月フリマなんだな~と思いつつ、参拝。
丁度、国宝・本殿特別参拝&ご神宝の拝観ができる時だったので、別途拝観料をお支払いして、参加しました。
とてもお話のお上手な、面白いお若い禰宜さんから、ご祭神に関する伝承をお聞きした後、普段は入ることができないご本殿の中へ。
ご本殿とその隣にある権殿を、実際に拝見できる貴重な機会をいただきました。
金銀の狛犬さん達、獅子達。
それから、屋根の葺き替えに関するお話。
とにかく、扉を開けた瞬間に吹き渡った、清浄としか言い様のない涼しい風に、感動。
私達が参拝中に、お隣では結婚式。
この日は、松尾大社に続き、こちらの上賀茂神社でも、ずっと太鼓の音に歓迎されてました。
ゆっくり参拝させていただき、ご神宝の数々を拝見し。
あんなに近くで雅楽器をじっくり拝見したのも初めてだったので、よい経験です。
ほどよい時間になったので、上賀茂神社から真っ直ぐ京都駅へ向かいまして。
一日おつきあいくださった友人とゴハンして。
19時半出発のバスで、名古屋へ戻りました。
帰りは非常に順調で、予定よりも早く名古屋に到着。
余裕の帰還でございました。
盛りだくさんな、京都二日間の「異界ツアー」でした。