最初の所感を軽く見ない | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

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神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

6/27に書いて保留してあった記事です。
特に手を加えずにUPとします。
少々尻切れトンボで終わってるので、末尾に現時点で思ったことを付記しておきます。






第一印象って、当たる。
当たる…っていうのもヘンな言い方ではあるが。


物事を始めた、ほんの初期の頃。

人に会った、最初の回や、初期の頃。


その時、自分の気持ちの奥底に感じること…というのは、だいたい、的確に答えを出している。

特に、「その後」の関係性…のようなものについては、その印象を軽視しない方がいい。



もちろん、人は変わるから、交流を続けるうちに合わなくなっていくということは、多々あるし。
物事も、始めた当初とは状況も人との関係性も自分自身も変わってしまい、取り組み方が変わる。

だから、最初の印象をずっとそのまま、引きずるようなことも、いいはずがない。

適時、見直していく…というのは、大事。



なんだけどね。

やはり。

これはもう、生物としてのカン…なんだろうね、きっと。


自分の柱に近い部分…つまりそれって、自分のコアなところに近い…ってことだけど。

その周辺で感じる「???」な感覚は…

後になって、どんどん、表に出てくるってことが、多々ある。


中間地点では、いろんな思惑があったり、取り組んでいることが、すごく楽しいことだったりして、その違和感は遠いものに思えることもある。

なんだ、思い違いだったかな…なんて。
思うことも、ある。


けれど…やはり。

コアな部分に存在する違和感や疑問、噛み合わない感覚…などは。
ちょっと楽しいとか、ちょっと上手くいく…とか、そんなことで消えたりしないんだね。



パッと見の印象と、実際の人となりが、かなり違う…っていう人も沢山いるんだけど。
なんか、そういうこととも、またちょっと違ってて。

自分にとって重要になる行動とか。
心血注ぐ仕事とか。
お金が関係なくても、自分のライフワークに近いようなこととか。

そういう、柱に関わることを長くできる関係かどうか…というような重要な部分。


少なくとも…私は。
今まで、初期の頃に感じた違和感というものが、後にはいい結果になった…という経験。

ほとんど、していない。





ここから、7/31日の付記。

ここに書いてある、「初期段階で感じる違和感やズレの感覚は後に大きくなりこそすれ、良い方へ転じたことはない」っての。
書いてからほぼ1ヶ月経過してるけど、更なる確信になるばかりです。

違和感などはなく、特に他のことも何も感じなかった…という、「薄い印象」の時はそうでもない。

噛むほど味が出るスルメ…じゃないけど、後になるほど、相手やその場の魅力がわかってきて、どんどんイイ関係になるってことは、意外に多い。
むしろ、印象が薄かった時は、後から違和感が拡大していくっていう傾向も薄い気がしています。


初期段階で強力に「なんかヘン」「なんか違う」シグナルが出てる時っていうのは、やはり、無視すべきではないですね。

まあ…本当にそれだけで判断していいかどうか、っていうのは、何とも言えなくて。
「こうだ!」と決めつけないでおく、っていうのは、重要ではあるんですけどね。