特に師匠についているわけではない私。
普段は、指導してくれる人はいない。
芸術は、個人を基盤としたもの、
人に教えられてすることではないと思っている。
(デッサンなど基礎トレーニングは、また別だが…。)
作品について批評していただくのは
他者からの視点や客観的意見を知ることができて
ありがたいのだが、
結局その批評が、自分自身の腑に落ちた時、
初めて、おほめの言葉も厳しい指摘も
うれしいものになるのだった。
春に出品していた春陽会から
出品作品の批評をしていただいた。
例年だと
東京の展賢会場にて講評会があるので、
自作品を批評してほしければ、
上京して会場へ行かないといけなかったのが、
社会情勢ゆえ
講評会は中止になり、
希望者は、申し込んでおけば
郵送で会員作家による批評が
送ってもらえることになった。
今回、御批評頂いた最後に書かれていたのは、
これからの心構えと
そこからの制作というようなアドバイスだった。
私とは作風が違う作家さんからのものだったけど
とても腑に落ち、
これから心に留め続けていくと思う。
「川の女神」シリーズです。
「川の女神 Ⅲ」 コラグラフ
イメージサイズ 55.5㎝×76.0㎝