今手元に有るものは
自分に与えられたもので
欲を言えば切りがないが
分相応を知れば
それ以上の誘惑に負けないこと
自分に必要なものは既に整っている
それに感謝することで
別の世界が観えて来る
ベストへのとらわれをベターに変えてみれば
もっと奥の深い分野が観えて来る
本心からの満足を得る為に
足るを知った上で
もっと大きな世界を見れば
そこで自分に何ができるか
本当の歓びはどこにあるのか
思考の段階を上げてゆくことだろう
自分が生まれ育った続柄、土地の風土風習、時代の知は一転生一条件で、そこで家族を養って暮らし
、その途上で多くの障碍や試練を超えて自分を整えてゆくことになる。人生はそういうものだが、小さな枠の中でのことを思えば、この大地のあらゆるところに別の続柄、風土風習、時代の流れが有るもので
、そのすべてを知るには何転生もすることになるが共通する真理、自然界の摂理に分類すれば一分野の成り立ちや仕組みの共通点から全体の推察が出来るだろう。心には宇宙が有って欲には限界が無いが、自分を知ることで今生での歩む道が絞られてゆく。最善の努力を重ねても至らないもので、ほんの一場面のことですら極めることは難しいもの、ベターをどこに置くかで満足感に違いができてくる。心の置き方次第で本心からの満足感が得られるだろう。
幸せは我が心に有り 美は観る人の心に有り
2024年4月4日
琢