おはようございます。
ここしばらく喉の痛みで少々ダウンしておりました。
咽頭炎?経過
先週のある日、目覚めた瞬間「喉がいたい?!」となって
乾燥かな?ご飯食べたらちょっとましになったしなんともないかな?とも思ったのですが
(仕事はコロナのチェックしてから出勤)
仕事中どんどん喉が痛くなり唾液を飲み込むのも苦痛になりました。
手持ちの痛み止めで凌ぎつつ
受診させていただくと
コロナとインフルは陰性。
喉見てくださって「そんなに腫れてないね」とのことで。
(ええーこんなに痛いのに??)
漢方薬とカロナールを処方していただきました。
受診前のお昼に食事を飲み込むためロキソニンを飲みはじめて
受診後17時くらいにカロナールを服用したけど
ずんずん痛い…
夕食前19時、ロキソニン。
おかゆを飲み込むのがきつい…
ロキソニンのあと少し楽になったので
このまま寝られるかな、目が覚めるかなと就寝。
結果0時過ぎに喉の激痛で目覚める…
ロキソニンをなんとか飲み込みやり過ごそうとしますが、もーほんとに痛くて結局眠れませんでした。途中で身体がポカポカしていたので熱を確認すると37.7度。
ロキソニン内服後1時間以上経過していたので本当ならもうすこし熱が上がっていたかもしれません。
そのまま布団で朝まで過ごし
またロキソニンを飲んでからパン粥を飲み込み
出勤の段取りをしていましたが、
シフトの調整をしてくださるとのことで朝一で耳鼻科へ行ってきました。
こんなに痛いのにやっぱり
「そんなに腫れてないねー、あんまりロキソニン飲みすぎると良くないよ。漢方飲んで様子見てみて」
との診断。
今回はファイバーで奥まで診てもらったし…
やっぱ
私が痛がり過ぎなのか…
となった次第です
(でもね…唾飲み込むの、採血より痛いよ?)
声も大丈夫だしね…ほか症状なく元気です。
なんにせよ、人生で1番喉が痛かった。
結局、休養をいただきました
結局その日は1日お休みをいただけることになりました。夜寝られなかったので寝ました。途中で喉に邪魔されながら細切れに休息がとれました。
仕事は今、ちょっと欠員もあり立て込んでいたので、当初休むつもりもなかったのですが、配慮していただき、ありがたいやら申し訳ないやらです。
施設長から「いつも頑張りすぎてるから、ほとは明日もお休みにしてあげたいんだけど。ごめんね、ありがとう」とお電話をいただきました。
私自身は頑張りすぎている、という自覚はないのですけど、よくこのように評価していただけるので、周囲から見て私は頑張れているのかもしれません。
不器用だけど一生懸命誠実に取り組む、のが私の持ち味だと思っています。要領のいいタイプではないので新人時代はかなり苦労しました。
今は経験値が増えてきたことで、ある程度は臨機応変に立ち回れるようになりました。自分の持ち味を評価してもらえることが増えて、私を知ってくださっている方とは働きやすくなったと感じる場面もあります。
ありがたいものです。
このコツコツが実を結んでくれたらいいなと願っています。
自分が独立したら
こうやって休ませてくれる上司もいなくなりますし、もっと頑張る他なくなります。仲間がいるのでひとり頑張るわけではないですけど。
それは十分理解しているし、
それに備え多少ストイックに今の仕事に取り組んでいる部分もあります。それが頑張りすぎていると言う評価に繋がっているのかもしれません。まだ足りていないとはいえ。
私は不器用だから一生懸命全力でやることでしか自分を表現できないのかもしれません。
この日の夕方、施設長から再度電話があり「私も訪問出るようにするし、明日も休んでね。こんなときにしかお休みにしてあげられないから。いつもありがとう」と言っていただきました。
明日も休みと言われて「えぇーーー!」と叫んでしまった私です。
普段訪問に出る立場の人ではないし、次の日はパートさんもお休みでほんとに回らないはずだったのに。役職付き職員さんと施設長が現場に出てサポートしてくださることになったよう。
過保護にしていただいて申し訳ないやらありがたいやら。普通ならこんなことで休まれんよ。
優しさに包まれたなら
今のうちのステーションは施設長と役職付き職員さん中心に立て直しがすすみました。課題はあるものの今のうちの強みは『人間性』だと思います。
お休みする直前、とある利用者さんの担当者会議に参加しました。私はその方の訪問は数えるほどしか行っていません。
小規模多機能へのサービス移行が決まり、これまでのデイは完全に卒業、うちの訪看も限度額の都合上これまでの1/4の関わりに減ってしまうことになりました。
誤嚥性肺炎を繰り返している方で引き続き医療的サポートがあったほうがよいと思います。
ですが、自宅で1人でパンやラーメンをむせながら食べるよりも、デイの回数を増やして温かくバランスの取れた柔らかい食事を他者交流と介護職の見守りの中、摂取される方が様々なメリットがあります。
これまで利用されていたデイサービスはリハビリ特化型の事業所さんで、食事については好みのものを購入するようなシステムです。マシンを使って運動しにいく!というイメージですし、お風呂も併設されていません。
何年も利用されていましたが、より高齢となり誤嚥性肺炎を繰り返し体力も落ちたこの利用者さんには小多機さんのほうが合っていると感じます。
利用者さんはこれまでのデイをやめることを「悪いなぁ…挨拶せななぁ…。最後行ったほうがいいな?やめようかな…」と何度も気にされていました。
そこで「私達にしても訪問の時間が減りますが、○○さんの生活がよくなることが1番嬉しいことです。デイサービスさんも同じ気持ちだと思います。だから今までありがとうとお伝えしたらいいと思いますよ」とお話してみました。
すると「あんたら優しいなぁ、みんなや。ほんとに優しい。みーんなよ」と言ってくださいました。
この方はうちの職員全員が訪問しています。全員を褒めてくださって…わたしたちが利用者さんに与えるべきところを逆に温かい気持ちを与えていただき、心がほんわかしました。
確かにみんな優しいし
利用者さんに冷たい物言いはしないし
意見を一方的に押し付ける人もいない。
利用者さんにだけでなくて
職場間でもあんまり波風が立たず穏やかな感じです。
私は自分で言うのもなんですが、これでもどっちかと言えば働くにあたってあまり文句を言わないタイプの人間です。だけど今の職場ではやきもきすることが多くて、文句の多い方だと思います。
そんな感じなので今のうちのステーションでは職場内のいじめとかそういうことは気にならない。
これってすごいことだなと思う。
学生さんの実習も好評らしく、この穏やかな雰囲気を大切にしてほしいなと思ってます。
これは管理者交代してからの雰囲気の変化がありました。殺伐とした感じからとてもよくなりました。
反面足らないのは残念ながら看護実践力。
そして先を見越した臨機応変な対応。
私も全く自信ないですけどね。
でも引っ張っていくしかない状況です。
でも思うんです。
どんなに看護の能力が高くても気持ちが伴わなければ、よい看護はできません。
看護だってセンスみたいな側面もありますが、経験値が補ってくれることが多いから…
対象に関心がもて、優しいきもちのまま経験値を増やしていけばいつかは花が開くはず。
立派な花じゃなくてもいいんです。
訪問看護だから一対一でじっくり関わる
その1人の人と向き合って
最低限の安全を守ることができればいい
難しいことを知らなくても
(でも学ぶ姿勢はあってほしい)
一般的な処置と
一通りのフィジカルアセスメントができて
病院受診のタイミングを見計らうことができれば合格ラインだと思っています。
それがまだまだ不足しているのがもどかしいところですが、でも1番大切な根底にあるものは保ててるかなと思えています。
今の優しい職場になるまでに色々ありましたが、1度崩壊したところから着実に復興できています。だから今なら『あのとき崩壊したことには意味があったんだ』と思えます。まっ、なんやかんやあるのは御愛嬌です。
そう思わせてくださっている上司の方々はすごいです。大事にしてくださってるなと思わせてくれるのもすごい。前の職場はそうじゃないことが多かったです。
今回タイトルにした『やさしさに包まれたなら』は松任谷由実さんのとっても有名な曲の1つ。
魔女の宅急便、かわいくて大好きです。
小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても 奇蹟はおこるよ
カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ
施設長から今回の件はtowaさんの今後にも大切なことだと思うと言葉がありました。
確かにその通りです。
この数年で『職場』について考えることがとても多くて、辛いことが色々とあった分、私は病院にいるときよりも成長できたように感じます。
とにかく小さな職場では中立なんて無理で
何事においても巻き込まれっぱなしになります。頼れる人が少なく自分がやらなくては、ともなりがちです。
自分で立ち上げるときにはさらに小さな職場になるのでさらに自分がやるしかなく、意見がぶつかることも増えると思います。
そんなとき今の職場で学んだ
- ワンマンであってはいけない
- みんなに意見を聞きながら進む
- 普段のコミュニケーションを大切にする
- 働く仲間に対して感謝する、頼る
- 無理させすぎず、休息を促す