おはようございます。
最近は仕事のことばかりの記事ですが…
色々思うことがあってブログにまとめています。



前回、自分の人事に変化があるやも…と書いていましたが、今のところはあれ以降の動きはありません。

施設長に呼ばれて今のステーションの現状を色々聞かれはしたのだけど…。
あら?このままなんもなかったりして…?
なにか悪い夢だったのかしら…(笑)
などと思っています。

もしこれからその話が出ることがあれば
必要であれば私の夢をここで伝えて
3年くらいしか残れなくてもよいのなら受けたいと前向き?に返答したいと思います。

そんな都合のいい条件が飲まれるかはさておき
(笑)私はこの職場で上に上がることを目指してはいないので…結果はどちらでもよく、ただ今ここで働くからには職場から求められることで私にできることはやりたいと考えています。


今週は正式に面談が組まれているのでなんらかの話が出るかな…と思っているんだけど、出なかったらただの自意識過剰ですねぇ。

それはいいのですが、やっぱりここしばらく職場のみんなの思いがバラバラになっている感覚が続いていて
今一緒に職場を変えようと取り組んできた仲の良い職員から退職の意向を伝えたと連絡がありました。

薄々そう考えていることを私も分かってはいたのですが、先月までは頑張る意欲があって…
だけど、コロナ感染で自宅待機中にたくさん考えることがあり、一気に気持ちがついてこなくなったようで。
展開としてはかなり急で私としては今の職場で唯一同じ志でやってきた子だったのでショックではありました。

明らか元気がないけど、職場では話できんし
毎日ラインや電話して話聞いたり引き止めたり…でももう手遅れやよね。
それに私は居てほしいと思うけど、その子のことを考えたら引き止められない自分もいて。
パートから常勤に上がってくれたのが半年前。しばらくして待機当番も持ってくれるようになったけど、対応の不安や、待機していることそのものの緊張が強くて不眠症を患うようになっていました。
負担かけすぎていたのだと思うのですが、
彼女は彼女で「やるからには優遇してもらうのは嫌で同じように働きたい」というプライドもあった。
私とは…それなりに話ができていたけど、直属の上司には言えなかった。私もそれを何も訴えなかったわけじゃないけど、それこそなんの力も権限もないですし。結局何も力になれなくて申し訳ないです。

だから直前まで全力で頑張って一気に崩れたのかなと思います。ずっと無理してたんでしょうね…
そんな中、前働いていたステーションでもっと良い条件の提示があったら…そりゃ行くよな〜。
守るべきは自分と自分の家族、一家の生活で…
自分を犠牲にしてまでここで働くことでもないです。


ただ彼女がいなくなったらうちはどーなる?と考えると正直絶望しかないんです。残ったメンバーでは医療系のスキルが弱すぎる。
これまでは「それぞれ苦手なところは行かない(例えば医療処置ができないとか小児や脳トレが苦手とか)」とか調整できていたけど、これからの体制だと全員がすべての利用者さんを訪問できなくては到底現場が回りません。無理です。

ということは残ったメンバーがどの利用者さんでも行くという認識が持てない限りは必然的に受け入れられる利用者層に一気に制限がかかってしまうことになります。


入職してから知ったことですが、私の働くステーションはこれまで一人の管理者が長く勤めてこられていました。最低人数だった頃からここまで発展するため、その方は20年近くも自分を犠牲にして労働力を捧げてきた。
当時は周りがパートさんだけ?だったこともあるらしく訪問は分散してもその他の業務は管理者が一手に担ってきた経緯があります。土曜日出勤もすべて自分で。超勤扱いで。
良くも悪くもワンマン管理者だったようです。訪看の知識も経験も豊富!

外部の方は管理者しか顔を知らないステーションです。電話もすべて受けるから電話がなったとき他の職員さんが完全スルーする様子に最初はびっくりしたものです。
有能であるが故に仕事を抱え込んでおられました。でもそれをこなす能力もあったわけです。



うちは外部とのやり取りは基本全て管理者がこなしていて、管理者の勤務内容を見ると、退院カンファレンスや担当者会議がかなり多い。あとは施設内の委員会に職責者会議、他市内の会議など。
通常の訪問は基本的には行かないです。

私達一般の職員は訪問開始になったときはじめ管理者に同行訪問してもらったら、あとはスタッフ間で日々の訪問を回していきます。受け持ちはありません。受け持ちにすると情報が偏る、管理者が把握できない部分が出てくるからという理由ぽいです。それぞれメリットデメリットはあるのでダメとは思わないのですが、責任の所在があやふやになるし、外部とのやり取りは管理者にお任せなのでスタッフの主体性は育たない現状がありました。

それがやりがいにつながらず、もっとやりたいと声を上げるスタッフもいたけど、完全に否定されてしまい、葛藤の中辞めていった子もいました。他にも私の知らないところではこれまでに数々の衝突があって去っていった人がいたようです。


前管理者は就任当時20代で今もまだまだお若くて(私から見て5歳位年上)バリバリされているのですが、今は施設内の別の部署に異動されていて、私が来たとき、2年半前…は管理者交代の過渡期でした。今は管理者交代後、約1年半になります。

次期管理者…つまり今の管理者は私の看護学校の7学年後輩。意欲があって頑張っているけど、まだまだ若くて余裕がない。前管理者は本人よりお聞きすると立ち上げ当初の少ない管理数から徐々に一緒に成長され、あの頃はほんとゆるっと訪問ばかりでね〜と話されます。
でも今回の交代時、管理数は100名弱で昔よりも医療度が高くなっていて、かなり重荷なのではないかと言われてきました。

今の管理者は前と同じにはしないように、という思いはあるのですが、まぁ現状は何も変わらないまま日々が過ぎました。

これまでと同じ管理業務をこなすのは大変なことと思います。
余裕がない分、内部の管理がおろそかになり
SOSに気がつけなかったり、弱いものへの当たりがきつくなっていきます。

私は看護学校の先輩ということもあるのか、きつく当たられたことは数えるほどしかありませんが(一回記録のことで理不尽にきつく注意されたことがあり…私は言い返したりはしないタイプなので話を聞いて、経過をまとめ直して提出したところ翌日謝られたことがあり、そこからなくなった気がする。)

同行訪問をして何かを学ぶという機会はほぼなくて、結局私自身が看護展開して切り開いていく…ただ日々相談と報告していくわけですが
考えが合わないことが時々あって…この期間「本当にそれがベターなのか」「他のステーションならまた違うのか」と自問自答することがたくさん思い起こされます。

例えばターミナルの利用者さんが便意が強くて摘便してほしいと週末に希望があっても行ってはいけないと止められたり、
先週自分は呼出訪問していたのに…なぜ…

家族が訪問診療を希望していることを話したら猛烈に否定されてしまったり、

点滴を希望する家族さんに「私は家族の希望をそのまま聞くことが緩和になるとは思わない。」と点滴を止める方向に誘導するよう指示があったり。点滴がいいか悪いかは状況にもよるし、この場合終末期ではあるにしても一時的な脱水でもあった。

管理者に確認した上で出してもらった指示内容を外の事業所さんに伝えたあとに、再度確認して違うと言われ、外の事業所さんに私が謝罪し再度訪問していただいたこともありました。
あれが1番嫌だったかなぁ。
私、最初からそう思ってた確認したのに…違う指示を出して、それを撤回して謝罪までしなければならなくて。

言い出したらきりがないですね、すいません。
私自身はそんな感じですが、多分それなりにうまくやっている方です。

でもみんなもっとそれぞれの思いがあって…
そしてその気持ちに寄り添ってもらえることはなくて。そのままズルズルと過ごしてきたツケが今回ってきて、うちのステーションはガラガラと崩れてしまっています。

このままでは…誰もいなくなってしまう…?!

人員も減り、能力も落ちて…これからここはどうなっていくのでしょう。
この週末、管理者がコロナの濃厚接触者になり、当面自宅待機になりました。満足に待機携帯を持てるのは私一人。

今日からまた一踏ん張りです…。

私自身は、ここしばらく咳が止まりません。
子供が風邪を引き家族全員検査を受けたけど陰性でした。
咳喘息を持っているので風邪の後は毎回咳が長引いてしまいます。
吸入が手放せない身体になりました。もう若くないですし、身体労りながら働こうと思います。