まぁちおんがくきょうしつは、
このような珍しいピアノの配置となってます。
グランドピアノとアップライトピアノが２台置いてある教室は数多くあれど、
グランドピアノとアップライトピアノ🎹
横並びで置いてあるところは、そうそうないはず。
世の中のものはだいたい大きく２種類に分けられる。
ピアノなら、
グランドピアノとアップライトピアノ
スマホなら、
AndroidとiPhone
自動車なら、
マニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッション
その昔、
ベータとVHSなんてのもありました。
これを知ってる方は、私と同年代かな。
この２種類、それぞれにいいところがありますが、今回はピアノにクローズアップ。
グランドピアノとアップライトピアノの大きな違い、いろいろありますが私の思う決定的な違い…
それは、弾いた音が自分に向かって届いてくれるかどうか。
ほかにもアクション構造の違いから生まれる弾き心地やペダルの踏み心地など、あげればキリがないのですけど。
アップライトピアノの中には、トーンエスケープなる装備がついてる高級モデルもあります。
このように譜面台が大きくなっており、角度がつけられるようになっていて、譜面台の後ろに穴があり、音が聞こえるようになっている装置。
うちのピアノには、
簡易型トーンエスケープが備わっています。これがものすごい有効に働くんです。
このような装備がなくても、アップライトピアノは上屋根を全開にすることができます。
この状態だと部屋全体に音が散ってしまうんです。
しかし、この簡易型トーンエスケープを発動させると…
屋根が半開きになっているのが功を奏して、
見事に演奏者の耳にダイレクトに音が届くんです。今回の話の焦点においては、これでグランドピアノとアップライトピアノの差はなくなります。どちらも弾いた音がダイレクトに届きます。
音が届くと何がいいか？
響いてないんじゃないかと思って力が入ってしまうのを防げるんです。
簡易型トーンエスケープ発動時の全体像はこちら
グランドピアノに憧れを持っているアップライトピアノをお持ちのみなさま。
簡易型トーンエスケープが備わっていたら、ぜひ使ってみてください。その効果に驚かれると思います。
残念ながら備わっていないピアノをお持ちの方は、半開きになるようにしっかりしたものを挟むなどして工夫してみてくださいね。
これはディアパソンアップライトピアノの大発明ですぞ〜