連日報道されるイスラエル軍によるガザ地区侵攻のニュースにいたたまれない気持ちでいます。
ガザでの死者はすでに７００人を超えたといいます。
その中には民間人もたくさん含まれています。
昨年、映画の撮影で訪れたイスラエル、そしてパレスチナ。
どちらもとても美しく、とても心優しい人々が暮らす、素敵な国でした。
どうしてこの人たちが憎みあわなければならないのか・・・。
たった３週間ちょっと滞在しただけの私には、長い長い歴史の上での複雑な争いを全て理解できるはずも無く、この状況に何かが出来るわけもなく、ただただ一日も早い解決を祈るばかりです。
写真はパレスチナでの撮影で出会ったパレスチナ人の家族です。
とても親切にしてくれました。
子供たちは人懐こくて、羊を触らせてくれたり、馬に乗せてくれたり、畑から採ったばかりの野菜を一緒に食べたりしました。
「のぞみ！のぞみ！」と名前を覚えてくれて、「また来年も来てね」と言ってくれました。
そしてこのお父さんは私に「パレスチナのことをもっと日本の人たちにも伝えてほしい」と言っていました。
そして「日本の人たちも平和について考えて欲しい」と。
ニュースを見るたびに、この家族の顔を思い出します。
どうか。
この子達のこのきらきらした笑顔が消えることがありませんように・・・。