ガーデンだより【Vol.46】 門松
今年もあと僅かとなり、
例年通り歳神様を迎え入れる目印となる門松を設置しました。
門松の歴史に関しては諸説ありますが、
一般的には次のように言われています。
現在の門松は中心の竹が目立ちますが、本来はその名のとおり松でした。
松は冬でも青々とした常緑高木で新しい生命力の象徴となっています。
神様が宿ると思われ、松は「祀る」につながる樹木であることや、
古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされてきました。
鎌倉時代以降は竹も一緒に飾るようになりました。
竹の先端部の形状は、斜めに切った「そぎ」と、
真横に切った「寸胴(ずんどう)」の2種類があります。
一説では、「そぎ」は徳川家康が始めたもので、
徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)
のあと、対戦相手の武田信玄に対して、
次は斬るぞという念を込めたのが始まりとされています。
「そぎ」は節を利用して口を作り笑顔になるようにします。
笑う門には福が来ます。
足元にはおたふく南天をあしらい更に福を呼びます。
梅の老木、赤い実の南天、ゆずり葉、葉牡丹、熊笹などを添え形を整えます。
参考(一部引用):Wikipedia(ウィキペディア)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%80%E6%9D%BE
今年も玄関脇と瓦そばのおたふく本店前の2ヵ所に設置しております。
ぜひご覧ください。
玄関(左側)
玄関(右側)
おたふく本店(左側)
おたふく本店(右側)
皆さまが良い年を迎えられますように。
ガーデナーチーム 河田