(写真と本文は関係ありません。)
鶴ヶ島・坂戸の準個別指導 河田塾塾長です。
私の同級生の子どもが、10年で10人くらい卒業していっておりまして、ある時そんな親になった同級生から、こんなことを言われたことがあります。
「今の入試はうちらのころと違うらしいね。」
私は当塾が始まって以来、40年以上、塾の娘をやっておりますが、これについては、ある意味で間違っているし、ある意味で正しいと、思っています。
ちなみに当塾では、「塾長は何歳?」と聞かれた時に、「26歳!」と元気よく即答できないと、正式な塾生とは認められません!
ついでに、コンパスと三角定規が筆箱に入っていない中学生は、小学生とみなされます!
頑張って中学生になろうな!
1.間違っている面
(=今も昔も変わらない面)
入試に大切なのは学力です。
もう一度言います。
入試に大切なのは学力です。
ですから、今も昔も、学力がきちんとついていて、本番で力を発揮できれば、受かります。
それだけです。
いろいろと制度は変わります。
それでも入試というのは、たとえ東大でも、教科書に載っていることしか出ません。
ですから、学力がついていれば、入試で困ることはありません。
私は個人的には、その一番大切な学力がなく、さらにその事実を受け止めることのできない人が、ごちゃごちゃ些末なことをおっしゃるように感じております。
人生は面白いもので、事実を受け止めた時に奇跡がおきます。
当塾では毎年のように、そのような生徒が出ています。
※学力面だけではない生徒をとるために、いろんな推薦入試やAO入試などもありますが、優秀とされる大学ほど、教科書を無視した試験はなさらないです。
ちなみに、ここでいう(埼玉県高校入試に必要な)「学力」とは、
・通知表の数字(内申)
・北辰の数字(偏差値)
の2つです。
かつての男子で、学校の先生にかなり反抗的(常にポケットに刃物を所持しており、傷害事件を起こすレベル)な場合、北辰が60前後あっても、内申で1がつくということがありましたが、「内申の1」がつくと、ほとんどの埼玉県内の私立高校がとってくれません。
つまり「内申の1」は、高校入試においてはかなりの危険信号とされるということです。というか死を宣告されたのと同じかもしれませんが、もちろん救済策はあり、塾生にはお教えしています。ただ、これは、塾としてもかなり大変なので、そこの自覚はしてほしいです。
そこまで反抗的でない場合でも、提出物をしっかり出さないなどの理由でついてしまうことがありますので、提出物はしっかり期限を守って出しましょう。
2.正しい面
(今の入試が親世代とは違う面)
これは、当塾では年に2回行っている、中3の塾生・保護者対象の「高校進学説明会」では申し上げていますが、埼玉県における入試では次のような違いがあります。
☆親世代
・北辰は学校で強制受験だった
(会場テストも任意であった)
・偏差値を学校が把握できた
・進路相談も学校だけで完結していた
・個別相談は存在しなかった
(中学校と高校の話し合いだけで完結できた)
☆子世代
・北辰は学校では受験できない
(会場テストのみ)
・偏差値を学校は把握できない
・進路相談は塾でも行う
(学校が偏差値を見られないため)
・個別相談あり
(私立高校の事前の合格可能性がかなりの確率でわかる)
このような違いが出てきたのは、私が見る限り、平成5年(1993年)に、学校で北辰テストの受験が廃止されてからですが、その後もやはり偏差値はなくならないことはみなさまご存知の通りです。
私自身はここで言われている偏差値の弊害と言うのは感じたことはありません。むしろ、偏差値がないことによる弊害の方を感じます。
学校の先生が偏差値を把握できず、それを元に私立高校とのお話ができなくなったことにより、入試の合否の調整は、生徒とその保護者の手に渡されました。
学校で北辰を受験しなくなるということになった当初は、いろいろな意味で影響が甚大で、激震が走りました。
私は、偏差値がすべてとも思いませんが、別に嫌いでもありません。
というか、どちらかというと好きですね。
ほぼ70以上しか取ったことがなく、「前進」には名前も載せて頂いていましたしね。
公平なものさしだと思います。
高校受験を考えた時に、学校の通知表だけではあまりに学校間格差があり過ぎて、合否を決める側は困るだろうと思います。
学校間格差と言うのは例えば、当塾のような小さい塾であっても、いろんな市町村のいろんな学校の生徒が来てくれるわけですが、こんな格差が出ることは結構あります。
同じ学年の同じ科目、同じ学期において、
・A中では、偏差値44の生徒の通知表が4
・B中では、偏差値60の生徒の通知表が2、もしくは3
すごい格差です。
これは、学年順位でも同じで、
・C中では、偏差値58の生徒の学年順位が4位。
・D中では、偏差値65の生徒の学年順位が14位。
ということは、普通にあります。
ちなみに点数はもっとばらばらです。
・395点での10位
・465点での10位
学年の人数や、他の子達の成績、そのときのテストの難易度により、ありえます。
ですから私は、
①偏差値
②学年順位、もしくは通知表
(この2つは、人によります)
③点数
の順に実力が出ると思っています。
特に今は、親世代のときの相対評価から、絶対評価に変わっているので、割合に関わらず、きちんとした評価もつけやすい反面、そうでない評価がつくこともあるという印象です。
(ちなみに先ほど書いた、偏差値60で1と言うのは伝説レベルです 汗)
なお、これで思い出しまして少し脱線しますが、「能ある鷹は爪を隠す」ということわざは、本当にその通りだと思います。
よくできる生徒ほど、またよくできる親御さんほど、ご自分のよくできることをすぐにはおっしゃらないですね・・・。
とはいえ、もちろん塾なのでそのうち分かりますし、こちらから気づいてお聞きすることもありますが、それまでは黙っていらっしゃいますし、当塾としても過去ではなく、今とこれからが重要と考えており、過去には、これまでの成績などはお聞きしなかったので、学年1位を取ったことがあることが判明したのが入塾3か月後とか、ご両親がお二人とも優秀で、例えば大宮高校ご出身、もしくは高校の先生でいらっしゃる、大学教授でいらっしゃる、京大の学部から院まで出られている、ということが入塾後数ヶ月~何年もたった卒業間近になってわかったということは、ざらにあります。
私も今は「270人中学年2位以内で」とか、「偏差値70以上で」とか言っていますが、中学校時代から、塾の仕事を継ぐまで、自分から話したことはありません。前進に名前が載っているので中学生の頃は知られていただけです。また、情報にもいろいろあって、学年1位が誰かと言うことは、成績がそう良くない人たちは、間違って噂していることもよくあって、私は黙って聞いているタイプでしたが、みんないろんなこと言うんだなと思っていました。
かつて勤めていた会社では、そんな学生の成績など関係なく、もちろん聞かれなければ言いませんでした。今は塾と言う仕事上、言わないと指導の成否にかかわることがあるので言っているだけで、初対面のまったく関係ない人には、自分からはまさかお話しはしません。(あ、今は塾の玄関に貼っていたんだった・・・それはしょうがなくです。)念のため。
うちの祖父がマッカーサーに「朝鮮戦争の唐辛子は四国の河田に任せろ」と言われたことも、ほぼ30年黙っていました。
逆にいうと黙っていられるのはそれだけの力があるということなので、仕事で言わなくては行けないときでも、私の黙っていられる力はここまでなんだなと思う気持ちが、常に根底にあります。
話を戻して、中学校の通知表と言うのは、高校のように純粋に点数だけでは決まりません。
・授業中の態度
・提出物
・その他先生との関係性
このようなことが関係してきますので、ほんとうにまちまちなのです。
ですから、高校入試においては、偏差値をまったく使わずに、通知表と当日の点数だけで合否を決めるとしたら、うーん・・・個人的にはギャンブルの要素が出てくると感じます。
私にもし子どもがいて、意欲のある子だったら、北辰は絶対に全部受けさせます。なお、勉強の意欲がない子の場合は、早く社会に出てお金を稼ぐ方が向いていると思うので、学校の勉強よりはお金の教育をして、起業を見据えてやっていくと思います。
特に私立高校の先生方や、塾の先生方は、北辰が廃止されるかもしれないとなった時に、同じようにお感じになったと思います。
公立よりも、合格結果がシビアに判断される世界だからです。
それで、多くの方々が危機感を持たれて、その当時はいろいろな動きがあり、その結果、今のように、
・北辰は会場テストとして残り、
・私立高校は、個別相談という形で偏差値を基準として使うようになり、
30年近くかけて現在のような形にだんだんなって参りました。
ところで、昔住んでいた香川県は教育熱心な地域でしたが、偏差値と言う言葉は聞いたことがありませんでした。
ですから、他県育ちの親御さんは、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
埼玉県でしっかりとした偏差値が出されているのは、北辰が統計学的にしっかりした数字を出し続けてこられたからだと思います。
私が中学生の頃は、学校で受けた北辰以外にも、中1から中3まで、日曜に行われる会場テストも自分で申し込んで受けていました。
当時、北辰の川越支店?の、かなり広ーーーーーい部屋(体育館より広かったような会場にぎゅうぎゅうに受験者がつまっていました)で受けていましたが、今はそこに収まりきらないので、各私立高校を会場として借りられていると考えると、会場テストとしては、すごい人数の変化だなと思います。
でももちろん少子化と、学校のテストがなくなったことで、母集団はかなり減っているでしょうが、これまでのデータの蓄積を統計学的に処理して、一番正確な数字を出し続けてくれていると思います。
話を戻しますと、親世代の時と今と違うことは、
・私立高校の個別相談に出席して、合格可能性について私立高校の先生と話し合う必要がある
(※通知表コピーと、北辰の成績表を持参)
ということです。
ただ、基準を達していればすぐに「確約」(これは教育委員会で禁じられていますので、合格可能性などと言う言い方になりますが)を頂けますし、学校見学くらいの気持ちでいらっしゃればいいと思います。
どっちみち、受験する高校は一度は見学して、校風やカリキュラムなどを理解しておかないと、万が一そこに進むことになった時に思っていたのと違った、ということになりかねません。
塾によっては、「学校見学も個別相談も行く必要はありません。塾で全部行います。」とおっしゃっているところもあるそうです(どうしてもお忙しくて、足を運べない場合はそういうところを探されたらいいかもしれません)が、当塾ではそういうことはしておらず、「自分で一度は志望校に行ってみてください。」とおすすめしています。
なぜなら、やはり足を運んで、自分の目と耳で確かめないと、受験当日になって「ここは合わない」と思い、「安全圏」なのに不合格になってくる生徒が出たこともあるからです。
また、情報に対する姿勢として、「信じるな、疑うな、確かめよ」という言葉がありますが、やはりどうしても情報が少ない方や、人生経験の少ない方は「信じすぎてしまう」「疑い過ぎてしまう」ということがありますので、ニュートラルな感情で、「確かめる」ということはとても大切だと思います。
それから、塾に通っていなくて、そんな余裕もない場合の裏ワザとして、
・個別相談に行かず、かつてのように当日受験のみする
ということも可能ではあると思います。
※塾に通っている場合は、いつまでたっても確約が頂けずに、私立高校とお話をなさる塾にご迷惑がかかりますので、おやめ頂いた方がよろしいかと思います。(当塾でもお断りします。あくまでも塾に通ったり、個別相談に行ったりする余裕がないときに、生徒本人の気持ちを尊重した上で、自己責任で、というお話です。あと、成功した時に、「河田塾のおかげです!」とおっしゃるのはうれしいですが、失敗したのをこちらのせいになさいませんように。それは自己責任とは言えません。)
「確約」(これは教育委員会で禁じられていますので、合格可能性と言う言い方になりますが)をもらわずに受験と言うのは、かなり少数派だと思いますが、別に確約をもらっていないと受けられないわけではありませんし、学力がちゃんとあれば、受かります。
(ただし、繰り返しますが、一発勝負になりますので、自己責任でどうぞ。無事に受かってお金と時間が浮いて、出世して余裕ができたら、塾宛にヨックモックの一番高いやつでも送って下さい。)
逆にいうと、中3の北辰を8回全部受けて、その度に復習して力をつけていけば、入試に対応した力はつくし、私立高校にもそれ(と通知表コピー)を持っていくだけで、当日の試験以外に何回も試験が受けられるようなものなので、私はお安い投資だと思います。
なお、私立高校の個別相談では、「7月以降のベスト2回の平均」を見られることが多いです。
そのため、北辰は3年の7月以降でいいと考える方はいらっしゃると思いますが、私自身は中1から学校の北辰も会場テストも全部受けて、いかに自分の成績を知り、復習して力をつけていくかということを親から教わっておりますので、自分に子供がいてやる気があれば、今は会場テストのみですが、全受験させると思います。
3.「塾に行けば、入試で優遇される」は本当か。
結論から申しますと、これも正しくもあるし、間違ってもいます。
当塾ももうすぐで45年となりますが、やはり塾というのは学校と違いますので、明らかにメリットがないと来ては頂けないものと考えております。
そのためにできるだけの努力は続けてきております。
入塾案内に書いておりますが、一人一人を入試までとことん応援するというのは、昔から変わっておりません。
ですからもちろん当塾も、各私立高校の塾対象説明会には毎年近隣の20数校ほどに足を運び、特に応援が必要な生徒については、受験前に高校にお願いしに伺うなどということも、ずっとして参りました。
その結果、生徒が自分で行った個別相談に、塾の信頼と応援で、+αをつけて確約を下さったということは、高校や、その年にもよりますが、山ほどございます。
(だって私たちもこれで40年以上、ご飯を食べてきているんですよ。北辰がなくなるという時も、その荒波にもまれながら生き抜いてきたのです。そんなことは仕事として当たり前のことだと思います。)
ただし、だからといって、
「塾に来ないと受験で損をする」
というような言い方をしたことは、私の記憶が確かなら、一度も言ったことはないと思います。
でも、世の中には本当にいろいろな親御さんがいらっしゃいます。
ある年に、ある受験生の親御さんがかなりピリピリしている方で、成績が上がらない場合に嫌味などもおっしゃるような親御さんだったので、我々もいつも以上に気を入れてお願いしたところ、少し厳しいところでしたが私立高校の先生が頑張ってOKを出してくださいました。
※無理強いはしておりません。どちらかというと、私立高校の先生の方が、「河田塾さんは長年やってこられている塾でいらっしゃるから、最大限頑張ります」という感じで判断して頂きました。
私はほっとしました。
そしてその生徒は無事に公立高校に合格し、併願だったその私立高校には進みませんでした。
それから1年近くたち、再び、塾からお願いに伺ったところ、担当の先生からこんなことを言われました。
「去年OKにしたあの生徒さんの、お友達の親御さんから高校に苦情がありまして。
おたくは、塾に通っている生徒と通っていない生徒を差別するんですか!!!と言われたんです。
ですから、今回は、前回のようなことは難しいです。」
私はそれを聞いて本当にびっくりしました。
おそらく、その嫌みっぽい親御さんが、他の方とも張り合われていて、そのようなことになったのだと察しました。
いやみったらしい方は、どなたに対しても同じなんだと思いました。
類は友を呼ぶんだなとも思いました。
そもそも、そんなに親御さんがピリピリしているので、子どもも落ち着いて勉強に臨めないわけです。
その私立高校の先生に、本当に申し訳なかったです。
さらにいうと、うちの塾が長年築いてきた信頼を、そんなことで台無しにされたような気もしました。
塾として、ひとつ解決したと思ったことが、なんのことはない、難が別の形で返ってきただけでした。
たしか一休和尚が「難には遭うべき時に遭うのが一番軽く済む」とおっしゃっていたような気がするのですが、それを思い出しました。
それ以来私は、「こどもの成績が上がらないことで、自らを省みることなく、当塾に嫌味を言うような親御さんは相手にしないようにしよう」と固く決意しております。
結局難に遭うのなら、やめられるリスクもとった上で、塾から話をしようと思い、今はそうしていますし、一番いいのはこのようなブログを読まれた方が気づかれて、トラブルを未然に防ぐことができたらいいなと思っているのです。
なお、子どもの方が親よりよっぽどおとなであることは、昔も今も普通にございます。
そのような情報は、私立高校の間でも共有されており、高校によっては、「職員の全員会議で合否が決定するので、一人たりとも基準に達しないOKは出せない」というところもあります。
ですからその場合は、塾から話を持っていこうが、自分で個別相談に行こうが、結果は変わりません。
ただ、これも高校によります。
また、その年度の事情にもよります。
去年のコロナ禍により受験生が減ったということで、「個別相談を受けて頂けるのであれば、塾にも伺いますし、またその場合、塾専用の特別な基準でお話を致します。」という通知を下さった私立高校もあります。
(ちなみにこれは、文面の様子から、だいたい近辺の塾には通知されている雰囲気でしたので、よっぽど高校と接触を断っていない塾であったり、高校受験指導をしていない塾でない限り、条件はどこも同じだと思います。)
そういう意味では、「塾に通って入試で優遇される」面もあるかもしれません。
ただ、そういうことで優遇されるメリットなど、たかが知れていると個人的には思います。
この世の道理として、
・自分で築いたものは壊れない
(生まれ変わっても持っていける)
・自分で築いていないものはすべてなくなる
ということがあると思うからです。
一見得しているように見えても、あとで痛い目にあうことがあるかもしれません。
長い目で見たら、結局、その人が努力してきた分が報われるようになっていますし、人間はみなそのように生きて、死んでいくのだと思います。
この世のすべてはエネルギーだと思います。
・塾に通わずなにもしていない子
・塾に月謝を払い、きちんと通って勉強している子
だと、後者の方が、お金のエネルギー、時間のエネルギー、勉強のエネルギーなどで結果を出す確率は多くなるでしょう。
でも、
・塾に通わなくても自分でしっかり理解できるまで勉強している子
・ 塾には通っているだけで、やる気がなく、予習復習もしない子
だと、前者の方が結果は出るでしょう。
そして後者も、塾としては月謝を頂いている責任上、精一杯の応援はしますので、行かないよりは何かになることもあるでしょう。
でももちろん、それも本人の努力次第です。
「学問に王道なし」と昔からいわれています。
塾に行くことの第一の目標は、「勉強すること」ですよね。
その結果、塾からの応援が、私立高校の応援にプラスに働くことはもちろんあります。
ですが、そのおまけのようなことを第一と考える、本末転倒の生徒と親御さんには、私は個人的にうんざりしておりますので、お分かりいただくまでしつこく申し上げますし、その結果、生徒の方からやめることも、親御さんがおやめになることも、普通にございます。
それでいいと思っています。
私はこどもの頃から、「受けるべき苦難は若いうちに全部済ませて、そこで徳をため、後半の人生で楽をしたい」と考えてきました。
幼稚園や小学生のころからです。そういうことを話すような家庭環境だったということがあると思いますが・・・。
ですから、上に書いたような「できるだけ損をしたくない」というようなご家庭とは、そもそもお話が合わないのです・・・。
だって損も得も、その人の持っているものでしかないんですよ・・・。
お分かりいただけるよう、言葉を尽くしたこともありますが、結局分かり合えないということがわかってきてしまいましたので、あ、これはだめなやつだ、と思った時、心のシャッターは結構早めにがしゃんと閉まります 汗。
話を戻しますと、私の求める顧客像の一つは、
・簡単には失われない学力を自分で身につけたいと思い、努力を惜しまない生徒と、
・それを落ち着いて応援して下さる親御さん
です。
そのようなご家庭のために、これまでも、これからも、仕事をしています。
なお、「塾に行かないと進学できない」「優遇してもらえず損をする」というようなことを言われたというお話も聞きますが、そのような不安をあおる言い方に、個人的には拒否感を感じますし、それを言ったのが塾であるなら、私が生徒であれば、そんな考え方の貧しい塾に教わることはひとつもないと考えて、決して行きませんが、子どもがそういった場合は、子どもというのは大人より優れたアンテナを持つ反面、視点が狭く、知識がまだ少ないことかあり、そういう言い方をするものなので(私もよく「みんなこうしてる」といい、その都度母に「みんなって誰?」と聞かれたものです)、その子の希望として塾に行きたいことや、塾に通えて嬉しいことをいっているのか、もしくはそのような言い方をする友達や大人と接触があるのか、はたまた別に何かあるのかを見極めて、適切な反応をすることが必要だと思います。
私は、幸いに両親がそのような言い方をしているのを一度も聞いたことがありません。そのことを誇りに思っています。
〇現在のコロナ対策について。
・各自手洗い、マスク着用、検温にご協力頂いております(全員来塾時に、塾の手洗いで手洗い指導をしております)。
・教室の換気は、第一種換気を採用し、窓による換気も随時行っております。
・Zoom授業希望者には対応致します。(ただし現在は、おそらく準個別指導・演習方式の塾のため、全員が直接指導を希望しております。)
・2020年春は、定員を半分にし、休校に合わせて授業時間を日中に移しておりましたが、鶴ヶ島市の学校が通常授業に戻った6/15(月)より、通常の時間と定員に戻しました。
(※2020年は新聞折込チラシも控え、人数は少なめでした。結果的に、定員の半分前後のクラスも多かったです。)
・万が一学校が休校となった場合は、再び授業時間を増やして定員を半分にし、昼間から分散登塾するなど、配慮する予定です。
〇春期講習の要項を配布しています。無料体験(詳細はこちらをクリック)の時に入塾案内とともにお渡しします。
〇アメトピに載った記事
「今回1位をとった生徒は何がよかったのかとか、今回一番順位と点数が上がった生徒について。」
埼玉県鶴ヶ島市脚折町3-3-5
(坂戸駅徒歩17分/P3 台)
アクセス(ことばの地図)
電話 049-286-8819
お問い合わせフォーム
メール(←ここをクリック ※開かない場合は、上のお問い合わせフォームをお使いください。)
※お問い合わせ内容について、匿名で公開させていただく場合がございます。
無料体験をご希望の方はこちら(←クリック)に詳細があります。
入塾案内を差し上げます。
中3生 週6コマ 31,000- ~ 週3コマ 17,500-
中2生 週4コマ 20,600- ~ 週2コマ 13,100-
中1生 週4コマ 19,800- ~ 週2コマ 12,100-
小学生 週3コマ 12,900- ~ 週2コマ 9,500-/9,000-
※最大 週8コマ+理社
(※1コマ85分/教材費・諸経費別途)
長久保小、第一小、新町小、南小、入西小、上戸小(川越市)、月の輪小(滑川町)、鶴ヶ島中、西中、藤中、南中、富士見中、坂戸中、浅羽野中、千代田中、城山学園、若宮中、桜中、川越西中、川角中(毛呂山町)、毛呂山中(毛呂山町)、高萩北中(日高市)、高萩中(日高市)、白山中(東松山市)などから来てくれています。
<合格実績>
① 主な公立高校 大宮高校、川越高校、川越女子高校、和光国際高校、県立坂戸高校、川越南高校、松山高校、松山女子高校、市立浦和高校、浦和西高校、伊奈学園総合高校、浦和北高校、大宮南高校、所沢高校、芸術総合高校、朝霞高校、大宮光陵高校、豊岡高校、入間向陽高校、市立川越高校、新座総合技術高校、坂戸西高校、小川高校、川越西高校、ふじみ野高校、朝霞西高校、など多数。
※国立・・・東京工業高等専門学校、筑波大附属坂戸高校
② 主な私立高校 早稲田本庄(一次)、豊島岡女子高校、城北埼玉高校、西武文理高校、川越東高校、星野高校、城西大川越高校、東京農大第三高校、聖望学園高校、日大豊山高校、日大豊山女子高校、創価高校、拓殖大第一高校、淑徳与野高校、淑徳高校、城西高校、大妻嵐山高校、大妻中野高校、狭山ヶ丘高校、淑徳巣鴨高校、大東文化第一高校、国士舘高校、山村学園高校、西武台高校、浦和実業高校、東京女子学院高校、浦和学院高校、豊島学院高校、大宮開成高校、埼玉栄高校、山村国際高校、武蔵越生高校、埼玉平成高校、細田学園高校、自由の森学園、白梅学園高校、堀越高校、秀明英光高校など多数。
(※大学は、東京大学大学院や東京外国語大学、筑波大学を始め、首都大学東京、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、中央大学、立教大学、青山学院大学、法政大学など数多くの大学に合格してくれており、特に早稲田大学への進学者がかなりいます。)