ロブスター~透析中にDVD№436 2024.3-2 | 透析なのにこんなの食っていいんかい?!

透析なのにこんなの食っていいんかい?!

人工透析を受ける不良中年の無謀な旅行記とグルメ日記

2024.3/8(金)、11(月)、13(水)

ロブスター

№436

原題:The Lobster

監督:ヨルゴス・ランティモス

原作:--

脚本:ヨルゴス・ランティモスほか

音楽:--

2015年、ギリシャフランスアイルランドほか、118分

 

家庭を持ち、子孫を残すことが義務付けられた近未来。妻に捨てられてしまった男デイヴィッドは街のルールに従い、はずれにあるホテルへと送られる。そこでは45日以内に自分の配偶者となる人を見つけなければならず、見つけられなかった場合は動物に姿を変えられてしまうという運命が待っていた。ホテルの支配人になりたい動物を聞かれたデヴィッドは、ロブスターと応える。 

デイヴィッドは他の参加者と共に配偶者となる人を見つけようとするが、相手に合わせようとした冷酷な女は、デイヴィッドとともに暮らす犬になってしまった兄を殺してしまい、うまくいかず、独身者の暮らす森へと逃げ込む。

森では独身者のリーダーが決めた「恋愛禁止」のルールがあったが、彼はそれを破り、独身者の一人である"近眼の女"と恋に落ちてしまう。

近眼の女は罰として失明の手術を受けさせられ、デイヴィッドは二人で街に逃げようとするが、

じぶんの目をつぶすことをためらい、女が待ちぼうけを食らう場面で映画は終わる。

ランティモスの映画はやや難解だが、

ブラックユーモアがあふれていて楽しめる。