6/19(土)
透析患者とオロナミンC
透析患者はたいてい、ノドが渇いている。
尿が出ず、水分制限があるので水を飲むのを自制しているからである。
私は酒を飲まないので、さほどの害は感じないが、
テレビのおびただしいビールのCМは、透析患者には目の毒である。
ただ、スーパーでもコンビニでも、知らず知らずのうちに清涼飲料水の売り場に向かってしまうのは透析患者の性であろう。
私などは、あちこちに置かれた清涼飲料水の自動販売機を見るだけでも、
何か旨そうな飲み物はないか探してしまうのである。
そんな私にとって、
オロナミンCの一気飲みは幸せの極致である。
もちろんサウナ後の一気飲みは幸せの極致である。
オロポも飲んでみたいのだが
透析患者には量が多すぎて、いまだに飲んだことがない。
まあ、たぶん大塚の「マッチ」のようなものだろうと思っている。
これまで、栄養ドリンクは飲まないようにしてきた。
リンやカリウムなど、水分以外に制限されるヘンな物が入っていたら嫌だからだ。
オロナミンCも、初めは「1本くらい良かろう」と思って駅の自販機で飲んだのだが、
味は良いし、炭酸が強いから水をたくさん飲んだ気になることに気付いた。
そして容量が少ないので一気飲みにちょうど良い分量であるのがありがたいので
私の好物になった。
(とはいえ、さいきんはこれを二回に分けて飲んでいる)
▼成分にヘンな物は入っていない
▼栄養成分表
▼我々には懐かしい看板
発売は1961年、
長く愛されるものは捨てがたい。
目下の問題はその販売価格と瓶の始末である。
自動販売機によって120円だったり、110円だったりする。
私が処方薬を買う薬局は100円で売っている。
ちなみにアマゾンは10本で1530円と強気であり、
激安の殿堂・ドン・キホーテは1本79円である。
まとめ買いしたいが、あのビンの始末には困るから
結局バラで買って、飲み終わったら、買った場所に捨てている。