受験英語は実際の英会話には何の意味もないという意見がある。


私はこの意見には真っ向から反対だ。



そもそも英語学習において受験英語などという枠組みで考えること自体がおかしいのだ。

英語学習に正解など存在しない。なによりも続けることが大切であって継続できているなら何でも良いのだ。

ずっと英語を読んでいてもいいし、発音だけとことん極めてもいいし英文法や英単語を完璧にするのも、それは結局生きてくるのだ。

たしかにそれだけで英語を話せるようになるかといったら断じてそうだとは思わない。



しかしだからといって「読む・書く・聞く・話す」という4技能をそれぞれバランスよく勉強する必要はない。

バランスよくやると突き抜けられないからだ。

やるのなら特化して勉強する方がいい。


バランスをとりながら勉強するよりはるかに上達のスピードは上がるだろう。


この技能一つを極めようとすると自然と他の知識もついてくる。



また話すためには英文法は必須であるし、英文法書は必要ないから話してみるというのはある程度レベルの高い人が行うものである。

受験勉強で使う英文法書で完璧にする方が効率はいいしそれを使っていれば忘れることはない。



つまり英語学習において受験英語という区別はなくあらゆる英語学習は相互に影響を及ぼしていくのだ。何よりも英語をできるようになりたいのなら継続が全てなのだ。

これが英語学習における全てだ。

外国語習得というのは時間をかけるものなのだ。





これらのことを伝えたくこの文章をここに記す。