昨日、古くからの友人が定期的に開催している、
「今の日本をなんとかしたい、という志を持つ人の集まり」
に参加してきた。
志を持っていれば、普通のサラリーマンでも、起業家でも、学生でもなんでもよく、
業種も職種も年齢も多様な人が集まっていた。業界の大御所と呼べる人もいた。
その中で、気になったことが一つ。
僕も新卒で大手に入社した時に感じたことだけど、
「なんかどうやっても良くならない感じ」がそこら中ではびこっているようだ。
少子高齢化問題、国の財政の問題、将来に対する不安。。。etc。
どうやっても、解決できないようね、という雰囲気が漂っている。
具体的にどれ?という問題ではないみたいだ。
例えば、身近なところでは、
職場で本当に問題と感じたことを問題提起すると、なんでそんな面倒を引き起こしたのだ!
と言われ、出る杭にならないことが賞賛される。
日本の大手企業に入ると、先輩に仕事を教えてもらう言うのが現状であるが、
まず最初に建前として教えられるのが、「出る杭になるな」と言うことらしい。
僕は、出る杭になるな、と東大の大学院を修了した同期に言われ、唖然としたことを覚えている。
最近の学生には問題解決能力が必要と言われ、多くが大学でケーススタディ等を通じて、
これを学んでいる。
しかし、彼かが企業に入ってまず言われることは、その能力を発揮してもらっては困ると言われるのである。
「きみ、我々の本当の問題は、きみが問題提起をすることだ!」
と言われてしまうそうだ。
結局、誰も本当の問題に踏み込めない。
最近の企業がやっていることは、問題解決ありきの利益追求なのか?
利益の出る問題に定義し直しているだけ、じゃないのか?
と感じてしまってならないようだ。
2年経って何も解決する気配がない、東電のようだ。
利権のためだけに裏表を返す、日本の政治のようだ。
本当の問題に誰も踏み込めない悪循環が何層にも重なって見え、
もうどうしようもない、と感じさせる雰囲気を生んでいると感じた。
