年末年始で計2680万円…54歳男性が架空請求被害 その2
信じた男性は同日午後0時5分ごろ、同市内のコンビニエンスストアで電子マネーカード10万円分を購入し番号を伝え、同日午後2時40分ごろから1月7日午前10時10分ごろまでの間、8回にわたって指定口座に現金計2670万円を振り込んだという。何度も言うが、だませると思えばいくらでも理由をつけて請求を続ける。だから、被害者は金がなくなるまでだまされ続けるわけだ。金融機関とかが気づいて止めない限り、限りなくだまされ続ける。その前に、誰かに相談できなかったのだろうかと思う。最終的には警察に相談するのだから、どうして、もっと早く相談しなかったんだろうと思う。20日に被害者の男性が吉川署管内の交番に相談したという。コンビニの店員が気づいて詐欺を防ぐことがあるが、普通、クレジットカードで買い物をするから、電子マネーで大金を払うのは異様なことだろう。成人男性ならそれだけで不審だ。
ウィルスが勝手に登録したのなら、そのサイトの運営者がウィルスを開発してあちこちにばらまいているということか。だが、勝手に登録しても当然違法だから金は取れない。そもそも、登録はIDやパスワードを決めてさらに支払い方法を確認してから行われるはずだ。契約というのはそういうものだ。そもそも、支払い方法が確認されていなければ運営者は金を取ることができない。ウィルスを使って勝手に登録しても、分かるのはプロバイダ名とIPアドレスくらいだろう。あるいは電話番号とか。だが、それでは個人は特定できず、代金の請求はできない。裁判所に依頼して開示請求をしようとしても、勝手に登録したことが分かれば反対に捕まってしまう。
健康を奪われた人間の苦悩は大きい。働けなくなるから生活が大変というだけでなく、誰もが当たり前にできることができないから悲惨だ。苦しいから何一つ楽しむことはできない。若いうちに心臓病にされた人などはまだこれからの人生だろうにスポーツを楽しんだり旅行を楽しんだり、そして恋をしたりなんて、全て不可能になる。健康を奪われることがどんなに恐ろしいことか考えれば医療ミスの怖さが分かるだろう。
患者が死ななければ医療ミスは表面化しないことが多い。さらに、死んでもなかなか訴訟はできない。証拠があるか、証明してみろ!と主張されるからだ。証人になる人はまず見つからないし、証拠も見つけにくい。自分の立場を悪くしてまで患者のために証言する医療関係者はいないのだから。
さらに、裁判では原則裁判官は医療側についてしまう。たいてい、医者側が勝つ。それが結局医療技術が進歩しない最大の理由だと思う。ミスをしても何の罪にも問われないからいろいろなことがいい加減だ。だから、病院でコロナの集団感染が発生したりする。
問題は医療ミスをした医師だけではない。そういう医師を黙認し擁護までする関係者も同罪だろう。だが、自分の立場を悪くしてまで患者のために何かしようとする医療関係者はいない。ガラスの家に住んでいる人間は石を投げてはいけないという西洋のことわざ通りだ。
生徒に問題が起きたときに、その原因が学校の不適切な扱いということをごまかすために家庭のせいだと言い張る担任。それを真に受けてしまう親もどうかと思うが悪いのはだます方だろう。投資詐欺で肩書きで信じてしまう人がいるが、本物でも信頼できないのに本物かどうかも分からない肩書きで信じてしまうなんてあまりに甘すぎると思う。
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