年上好き装い男15人から1.5億円ダマし取る…大阪市大卒の美人看護師がパパ活詐欺に走ったワケ その2
それにしてもN被告はなぜ、Y被告の指示に従うことになったのか。
「もともと投資家のY被告が経営していた会社のバイト募集にN被告が応募し、一緒に働き出したそうや。Yから『株をやってみいひんか』と勧められ、Y被告の金で資産運用をするようになった。ところが大損失を出してしまい、Y被告に『おまえ、どないしてくれるんや。弁済せえ。責任取らんかい』と脅され、『そんなお金ないし、どうすればいいんですか』と泣きついた」(捜査事情通)ということだ。結局、詐欺師にだまされたということだ。この人も被害者の一人みたいな者だが、どんな理由があるにしろ、人をだまして金を取れば、犯罪者だ。
そこで「こんなやり方あるで」とY被告から指南されたのが、資産のある高齢男性を狙ったパパ活だったという。
「N被告は親や友人と連絡を取らせてもらえず、Y被告のマンションで共同生活を強いられた。Y被告から暴力を振るわれ、ベランダで排泄をさせられることもあり、食事や睡眠まで管理されとった。根が真面目で誠実だっただけに、必死やったんやろうな。高齢者とコンドームなしでセックスするよう強制されとったいうのに、だまし取った金は全部、Y被告に渡しとった」(捜査事情通)ということだ。実に悲惨な話で、気の毒といえば気の毒だ。
マッチングアプリでだまされた人たちは相手が悪かったという感じだろうか。本物の看護し免許があって、セックスまでしてくれるとなれば信じても無理はない気もする。だが、結婚まで考えるのなら、相手の身元を確かめるくらいのことはした方が良かったかもしれない。それに、20歳以上も年下の美人女性がまともに相手をしてくれるなんて思う甘い考えも良くなかったかもしれない。
腹腔鏡手術を積極的に取り入れているという病院の紹介がテレビであった。その番組でも小さく「腹腔鏡手術は経験のない医師の場合かえって危険な場合があるので注意している」と表示が出た。だから、ろくな経験もなく未熟な技術の医師が「腹腔鏡手術は安全です、回復も早いです」などと言うのは詐欺に近いだろう。患者が死んだら命を奪う詐欺だ。危険性については一般的な話よりその病院のその医師の医療実績を説明すればよいと思うがそんなことは絶対しない。ドラマの話をするのは根拠に欠けるかもしれないが、ドクターKでも、主人公は外科手術の方が安全だと主張している。
手術の危険性については同意書で、例えば、本病院で100件手術をして、その結果、死亡10人、重い後遺症で通院中が20人、軽症の後遺症、30人、完治が40人というように説明すればよく分かる。10人手術して今までに10人死亡しているなんていう説明は難しい医療用語が並んでいる同意書よりはるかによく分かる説明だ。だが、こういうことは行われない。危険はないわけでないが、問題ないような説明のされ方をするわけだ。そして、医療ドラマでは、手術を怖がる患者を病気を治そうとしない腰抜けの弱虫のように表現する。
もっとも、危険性は状況にもより手術の内容だけに限らない。腹腔鏡手術だけが危険ということではないのだ。地方の総合病院などは、指導医の指導も受けずに未熟な医師がさらに未熟な医師と組んで患者を実験台、練習台にしていることが多い。ろくに知識もないから危険な検査や手術で犠牲になる患者は多い。でも、地方ではお医者様意識が強いから医療ミスの患者に同情するどころか医療ミスをした医者に寄り添って反対に医療ミスで苦しむ患者を攻撃したりする。困ったものだ。熱心な医師だと反対にほめたたえたりする。医療ミスを隠蔽するために医師は治療拒否を堂々とし、それに、回りの医療関係者は協力するわけだ。そんな場合、早くきちんとした病院を探さなければ命に関わる。それは難しいことだが、必死にやるべきだ。死んだらおしまいなのだから。
もちろん、次の病院でも医療ミスの隠蔽だけをしようとすることもあるだろうから、そうしたら、さらに次の病院を探すしかない。命をかけた探索だ。まさにサバイバルだ。病院にかかるということは命をかけたばくちといえる。
繁多に言えば、熟練した医師にかかれば問題ないわけだが、それは、まさにギャンブルで大もうけするようなものだろう。
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