「あなたも容疑者に…」60代女性が5200万円の特殊詐欺被害
大阪市中央区 大阪府警特殊詐欺捜査課は26日、府内に住む60代女性が「電気協会」を名乗る特殊詐欺で約5200万円をだまし取られる被害にあったと発表したという。信じられないような大金だ。これほどの財産を持っていると言うことは人生の勝ち組に入る人だろうに。詐欺にはまるでたちうちできないわけだ。不思議なものだ。府内では同様の手口の詐欺被害が8月末~9月上旬に7件発生したという。被害総額は約9800万円に上るといい、府警は注意を呼びかけているという。同課によると9月1日、女性の自宅に「電気協会」を名乗る人物から、「東京都内のマンションがあなたの名前で契約されているが、電気料金が未納になっている」「暴力団が借りている」と電話があったという。その後、検事や警察官を名乗る男に電話が転送され、「あなたも容疑者の一人になる。取引情報を確認したい」などと言われ、ネットバンキングの利用を促されたという。 女性は自身の口座をネットバンキングに登録し、警察官の男にパスワードを教えたところ、9月7~21日、25回にわたり計約5200万円が不正に他人名義の口座に送金されたという。 同25日、銀行側から女性に「多額の金が送金されている」と連絡があり、発覚。府警が電子計算機使用詐欺事件として捜査しているという。詐欺師に言われるままにいろいろしないで、誰かに相談してみれば良かった。一番は、警察に相談することだが、知り合いや友人、家族でも良いし、相談センターなどでもいいだろう。一人で判断するのが最悪だ。もちろん、詐欺師は、誰にも話さないでみたいなことを言うだろうが、そこで、言われるままにするのは良くない。それにしても、これほどの財産を持っている人間なのに、金を守る知恵がなかったのだろうか。これほど詐欺全盛の時代なのだから、誰か相談できる人や組織を決めておくのがいいだろう。
人をだまして金をとる詐欺は卑劣な犯罪だ。だが、もっとも悪質な詐欺は健康を奪う詐欺だ。金を取られても健康なら頑張って働くという手もあるが、健康を奪われたらそれもできないのだから。人の将来を奪う教育詐欺とも言うべきことも問題だ。卑劣な担任や校長の悪質な嘘にも気をつけるべきだ。
薬は危険だ。昔から「薬も毒物です」と言われている。投薬ミスで大病院の患者が亡くなって訴訟になったこともある。「お薬は必ず確認してください」と薬袋に書いてあるがきちんと確かめて薬が変わったら問い合わせるくらいの注意は必須だろう。あまりにおかしければ今までと同じ分量だけ飲むという自己判断が必要なこともあるかもしれない。医師が薬を間違えたり量を間違えることは意外と多いからだ。
たとえば、てんかんの薬を16倍も出した医師に薬局の人が問い合わせてもそれでよいと言い張り、患者は皮膚炎を起こして亡くなった事件があった。16倍も出せば危険なのは素人でもわかる。もう、ミスというより故意による殺人と言える。医者を盲信していないで適量を飲んでいれば死なずに済んだのに。だが、似たようなことは非常に多い。お医者様意識はなくならない。盲信は死につながるのに。
だが、結局詐欺に引っかかる人は二次詐欺三次詐欺にひっかかるように医療ミスで苦しめられる人間は死ぬまで医療ミスで苦しむようにできているようだ。医者を妄信しているからいつまでも被害にあう。普通そうだ。医者を心から信じているものだ。まさか、医者がだましているなんて思わない。私もそうだったし。いつ気づくかによって死ぬか、重い障害者になるか軽い障害者ですむかが決まる。ぎりぎりでも気付けば助かる可能性はある。
医療ドラマでは患者の方が医療ミスを訴えることしか考えていない悪い人間のように描かれているものが多いが、本当は正反対だ。ただ、ドラマはスポンサーなどの関係でそういう設定になる。だが、医療ミスでもないのにそれを訴える患者がいてまともに治療もできないなどという設定になっているのはあまりに現実とかけ離れている。
医療ミスの隠ぺい体質も問題だろう。仕方のない自己防衛の手段なのかもしれないが、本来、医療ミスを隠蔽するのでなくそれをなくすようにがんばるものだろう。医療ミスの隠蔽のために治療を放棄するなどという最悪の対応がなくなることが望まれる。医療ミスの隠蔽が巧みに行われているために医療ミスがなくならないなんてとんでもない話だ。
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