高齢女性宅訪れ「警察の者です」→カード5枚すり替え 200万円詐欺の受け子か、34歳男を逮捕へ  その2
 その後、同署の調べで女性と家族の口座から現金計約200万円が引き出されていたことが分かったという。すり替えた封筒に本物のカードが入っていたので、金を出されてしまったわけだ。暗証番号も巧みにききだしていたのだろう。警察が暗証番号をきくことはないと放送しているが見ていないのだろう。銀行がきくこともあり得ないのだが、その方法を使う場合もある。全く、油断も隙もない。

 被害を受けた女性宅周辺の防犯カメラなどから男の関与が浮上したという。特殊詐欺グループの「受け子」とみられ、同署員が行方を追っていたという。

 男は6月5日、愛知県内で、百貨店職員になりすましたほかの者と共謀し、財務局職員になりすまして女性宅を訪れ、同様の手口でキャッシュカードを盗もうとした窃盗未遂の疑いで、同県警に逮捕されていたという。とにかく、詐欺師が捕まって何らかの罰を受けるのはよいことだ。すぐ出て来るにしてもその間は詐欺ができないのだから。
 

 

 


  健康を奪われた人間の苦悩は大きい。働けなくなるから生活が大変というだけでなく、誰もが当たり前にできることができないから悲惨だ。苦しいから何一つ楽しむことはできない。若いうちに心臓病にされた人などはまだこれからの人生だろうにスポーツを楽しんだり旅行を楽しんだり、そして恋をしたりなんて、全て不可能になる。健康を奪われることがどんなに恐ろしいことか考えれば医療ミスの怖さが分かるだろう。


 患者が死ななければ医療ミスは表面化しないことが多い。さらに、死んでもなかなか訴訟はできない。証拠があるか、証明してみろ!と主張されるからだ。証人になる人はまず見つからないし、証拠も見つけにくい。自分の立場を悪くしてまで患者のために証言する医療関係者はいないのだから。
 さらに、裁判では原則裁判官は医療側についてしまう。たいてい、医者側が勝つ。それが結局医療技術が進歩しない最大の理由だと思う。ミスをしても何の罪にも問われないからいろいろなことがいい加減だ。だから、病院でコロナの集団感染が発生したりする。

 問題は医療ミスをした医師だけではない。そういう医師を黙認し擁護までする関係者も同罪だろう。だが、自分の立場を悪くしてまで患者のために何かしようとする医療関係者はいない。ガラスの家に住んでいる人間は石を投げてはいけないという西洋のことわざ通りだ。

  生徒に問題が起きたときに、その原因が学校の不適切な扱いということをごまかすために家庭のせいだと言い張る担任。それを真に受けてしまう親もどうかと思うが悪いのはだます方だろう。投資詐欺で肩書きで信じてしまう人がいるが、本物でも信頼できないのに本物かどうかも分からない肩書きで信じてしまうなんてあまりに甘すぎると思う。


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