投資サイトで「暗号資産送金で毎日1%の利益」と誘われ…2160万円詐欺被害  その1

  佐賀県警鳥栖署は25日、福岡県筑紫野市の50歳代男性が、2160万円相当の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られる詐欺被害にあったと発表したという。

 発表によると、男性は2月下旬、投資関連サイトで知り合った男から「暗号資産をアプリ内に送金すれば、毎日1%の利益が出る」などと持ちかけられ、5月中旬までに5回にわたって計2160万円相当を送金したという。その後、アプリ内の投資額が「ゼロ」と表示され、男とも連絡が取れなくなったことから、詐欺と気づいたという。アプリ上では確実に資産が増えているように表示されていたんだろうな。そういう詐欺アプリをつくればいくらでももうかっているように表示できるんだから、信頼できない人間が紹介したアプリなんか信じてはいけない。

 だが、「詐欺で大切なのは信用させること」だから、そのアプリ紹介の前にこの人なら大丈夫と思わせる言葉をたくさん使ったんだろうね。毎日1パーセントなら、月に30パーセント、なんと、1000万円預ければ1300万円になる。税金が20パーセントとしても、月に240万円ももうかる。100万円でも24万円だね。そんな甘い話をしても信じるなんて、詐欺師を本当に信用していたね。
 

 

 

 人をだまして金をとる詐欺は卑劣な犯罪だ。だが、もっとも悪質な詐欺は健康を奪う詐欺だ。金を取られても健康なら頑張って働くという手もあるが、健康を奪われたらそれもできないのだから。人の将来を奪う教育詐欺とも言うべきことも問題だ。卑劣な担任や校長の悪質な嘘にも気をつけるべきだ。

 薬は危険だ。昔から「薬も毒物です」と言われている。投薬ミスで大病院の患者が亡くなって訴訟になったこともある。「お薬は必ず確認してください」と薬袋に書いてあるがきちんと確かめて薬が変わったら問い合わせるくらいの注意は必須だろう。あまりにおかしければ今までと同じ分量だけ飲むという自己判断が必要なこともあるかもしれない。薬を間違えたり量を間違えることは意外と多いからだ。

 てんかんの薬を16倍も出した医師に薬局の人が問い合わせてもそれでよいと言い張り、患者は皮膚炎を起こして亡くなった事件があった。16倍も出せば危険なのは素人でもわかる。もう、ミスというより故意による殺人と言える。医者を盲信していないで適量を飲んでいれば死なずに済んだのに。だが、似たようなことは非常に多い。お医者様意識はなくならない。盲信は死につながるのに。
  
 だが、結局詐欺に引っかかる人は二次詐欺三次詐欺にひっかかるように医療ミスで苦しめられる人間は死ぬまで医療ミスで苦しむようにできているようだ。医者を妄信しているからいつまでも被害にあう。普通そうだ。医者を心から信じているものだ。まさか、医者がだましているなんて思わない。私もそうだったし。いつ気づくかによって死ぬか、重い障害者になるか軽い障害者ですむかが決まる。ぎりぎりでも気付けば助かる可能性はある。

 医療ドラマでは患者の方が医療ミスを訴えることしか考えていない悪い人間のように描かれているものが多いが、本当は正反対だ。ただ、ドラマはスポンサーなどの関係でそういう設定になる。だが、医療ミスでもないのにそれを訴える患者がいてまともに治療もできないなどという設定になっているのはあまりに現実とかけ離れている。

  医療ミスの隠ぺい体質も問題だろう。仕方のない自己防衛の手段なのかもしれないが。医療ミスの隠蔽のために治療を放棄するなどという最悪の対応がなくなることが望まれる。


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