点検すればするほどボロが出る…岸田政権が陥った「マイナンバー総点検」という無間地獄

ぼろが出ないようにギリギリまで隠蔽し続け、当事者が任期満了で退官したあとに隠しきれなくなって公表するも「当時の担当者が不在でお答えできない」で逃げるのがこの国の官僚の常とう手段だ。
 
この国の政府が過去ずっと繰り返してきた情報の隠蔽・歪曲。
 古くは、太平洋戦争中の大本営発表であり、以後1970年代の無数の公害事件隠蔽、沖縄返還の際の「核抜き本土並み」など今やだれでも嘘だと知ってる日米密約、1985年プラザ合意という第二の無条件降伏の交渉経緯の隠蔽(条件闘争にして日本側が軟着陸できる円相場を提案すべきだった)、そして2006年から発生の2011年まで、東電・経産省・政権の談合が、事故発生の蓋然性と対策提案を握りつぶして惹起させた福島第一原発爆発事故、その弊害として今尚日本を蝕む汚染水放流事件(これには3者+買収されたIAEAも関与)・・・・・
 これらは後世まで禍する(プラザ合意に端を発したバブル崩壊は今尚「失われた40年」として日本を蝕み続ける)が、それにまた「マイナンバーカード事件」という史上最大の個人情報漏洩隠蔽が加わることになる。
それが「総点検」の内容だ。