さ:ミックさん、今回もよろしくお願いします。ドラマ関係についてはネタバレで。
ミ:お願いします。
さ:しかし最近は猛暑で頭がもあーっとして気を失いそうになりますから外へ出られませんね。
ミ:しかもコロナもすでに第11波がピークになりつつあるから不要不急の外出は避けるしかないが、電気代が上がっているから図書館などクールスポットで休日を過ごすしかない、ジレンマだね。
さ:ところでミックさん、現在ご覧になっているドラマなどありますか。
ミ:まずは榊原るみさん、チャンネルnecoで平日に「気になる嫁さん」、無料の松竹東急(BS)では土日に「たんとんとん」と、20歳の榊原るみさんを基本的に毎日見られる。
さ:そうですね、でも前者はときどき別の番組をやるから毎週録画設定ではそれらをこまめに消さなければなりませんね。
ミ:そうだね、だけどなんであんな迷惑なことをするんだろうね、視聴層がまったく違うのに。
「気になる嫁さん」が終ったら、別の榊原るみさん番組が始まるまでチャンネルnecoを契約から外そうと思う。
さ:日活映画もやりませんし、看板倒れですからね。
さ:次に、ミステリーチャンネルで日曜に「名探偵ポワロ」の一挙放送。
これは、長時間にわたりますから残す録画を絞らなければなりません。
ミ:そう、さわやかさんはどの作品がベストだと思うかね。
さ:私はそうですね、10年前の英国での事件、南米、フランスへの実行犯(元使用人)ルノーの逃亡と事業の成功、彼を金目当てで執念深くゆすり続ける主犯(被害者の妻)とその子たち(一方が実行犯を殺害、片方が義息)という盛沢山な内容に加えて、ポワロの親友ヘイスティングズの結婚まである「ゴルフ場殺人事件」ですね。
ミ:しかし、ポワロはあそこまでヘイスティングズの世話を焼いてやるもんかね、結末に愛した人がルノー氏義息を身代わりになろうとしているくらい愛していることに絶望して川沿いの道をたそがれて歩くだけ、そこにお相手であるベラを(彼女がヘイスティングズを愛していることを見抜いて)連れて行くというんだから。
さ:確かに過保護すぎるという面はありますが、それだけ亡命先の異国で彼が心の支えとなっているんでしょう。
ミックさんはどれがベストエピソードですか。
ミ:「ポワロのクリスマス」だね。
さ:あれは巨悪とそれを狙う復讐鬼、それが親子であったという、しかも犯人が警察幹部(地方とはいえ警視)であったという大どんでん返しですね。
ミ:それとともに、シリーズでも珍しいくらいの善人であり、ポワロも送り出される際にあれほど名残を惜しんだことはない、というくらい魅力的な女性キャラクターの印象が深い。
さ:それに他の夫婦やカップルが打算にまみれた関係(次男夫婦も、三男とそのパートナーになる、姪の友人も金目当て)に際して長男夫婦である彼らだけが、ともに庭いじりを楽しみ、妻に嫌疑がかけられたときのかばい方から見ても本当に愛し合っている夫婦なんでしょうね。
ミ:そうだね。この物語のヒロインであるリディア・リー夫人がシリーズを通してのベストキャラクター、姪の友人が姪だと思われていた(事故死した姪のすり替わり)頃に、まだ代襲相続が民法に規定されていなかった時代に、篤志から義妹あるいは義姉の分として財産分与を申し出たくらい(しかも同じ目線で彼女の当然の権利だと説得に努めるくらい)心根のやさしい女性だしね。
さ:しかもリディアは長男夫人だというのに、いかにお気に入りだとは言え今回の被害者シメオン・リー(80歳くらいの老人)は、まるでメイドのごとく「いい子だから」とこき使うのに堪忍袋の緒が切れて屋敷から出ていくと夫に激怒したシーンを初登場とするなど、またお決まりのキャラクターかと思わせて、
その後のシーンで彼女の柔らかい物腰、財産分与に関してもめがちとなる婦人たちをなだめたり、派手で打算ミエミエである次男(下院議員)夫人や金目当てで当家にすり替わりで入ったコンチータらとの対比で、清楚な美しさと当家の女主人としての度量が、冒頭との逆落差を構成してリディアの魅力を際立てたところもあります。
ミ:見事な演出だね。リディア役の女優は80年代のボンドガール、そして英国王(現在)の弟であるアンドリュー王子のかつての恋人であったことが知られるキャサリン・ラベット氏だ。
さ:そしてキャサリン・ラベット氏はミックさんと同い年だと。
近影も美しくて気品ある初老の夫人、榊原るみさんとも通じますね。
ミ:次は時事に移るが、今回のトランプ襲撃ほど、疑惑が残りきな臭いものはないね。
さ:まったくです。捜査当局が一番大事な動機解明をやめてしまいましたし、単独では犯行できそうにない容疑者の背後関係も不明なまま、当局としてはよほど触られたくない疚しさがあるんでしょうね。
ミ:もう無理な認知症バイデンがなかなかあなたの案にあったような有力候補への譲位を行わないものだから確トラで、自己保身のために地方当局もすり寄りを始めているからかもしれない。
さ:何をしでかすかわからん(日本企業にも200%の輸出関税をかける)し、物価だけインフレの元凶である円安がいよいよ有害無益となりますし、また副大統領候補もトランプが敵視してきたウォール街の出身。
ミ:裏切られたことを確信したQアノンら妄信者がどのような全国暴動で内戦をおこすか、米国存亡の危機だね。
さ:それだけにバイデンの一刻も早い退陣と、ミシェル・オバマが初の女性・黒人大統領として(トランプは正副とも白人)名乗りを上げてもらいたいものです。
ミ:国内では都知事選挙のいかさまぶりとそれにまんまと騙された都民のアホさ加減がますます明らかになった。
さ:小池百合子と石丸某は結託のために利用した自民党最高顧問の元議員を利用するだけしながら、謝礼も何もなく後ろ足に砂をかけるような対応で音信不通。
さ:深谷氏は、小池百合子の非礼についても激怒している。
恩を受けた人に感謝するのが人間と犬畜生との大きな違いだが、犬や猫にも感謝するものがいることを考えると果たして生物として存在することの是非さえ問われる病原体ですね。
ミ:その毒性は投票した者にも累を及ぼすわけだから、石丸某については噛みつかれるだけ損だし視聴者も化けの皮がはがれてチャンネルを変えるわけだから無視して消えさせて、小池百合子については速やかに都民が悔い改めてリコールを成立させることだね。
さ:本日もありがとうございました。
ミ:ありがとうございました。