今日も河原町を歩いていると外国人観光客から道を尋ねられた。英語でオオクラホテルと聞かれたので、丸太町を渡るとすぐだと教えてあげた。どこから来たのか、と聞くと「メキシコから」だと言う。40歳前後の夫婦で奥さんはかなりのベッピンサンだ。ひとくさり、トランプが大統領になると悲惨だという話などして別れた。

 世間では小池旋風で東京の選挙も自民党が勝利した。たしかに、小池知事は東京都政に新風を吹き込み、政治の世界で多大な貢献をしつつあることは、選挙など結果をみても明らかだ。それに日本のマスコミは伝えないが、自民党員ではただ一人グローバルな情報提供をしている事実は、政治家としてなかなかのものだと以前から評価はしていた。このままいけば、末は日本の総理になってもおかしくないだろう。問題は、これからいいブレーンを置くことだと思う。環境庁の役人などをブレーンにしていたのでは、到底総理は無理だ。中身が悪すぎる。見る人は知っていることだろう。

 唄の文句じゃないが、「これからさみしい秋です~、時折手紙を書きます」。11月には紅葉の季節で観光客であふれるが、京都の良さを実感するには繁忙期は外すのが王道だとうのが私の主張だ。テレビで報道される紅葉の寺を見に行って着くまでにとんでもなく待たされ、挙句にもみじどころか観光客の頭を見に来たという愚は避けるべきだろう。人の行く裏に道あり。

レストランも行列ができる店というのも、私は敢えて避けることにしている。河原町の下手のほうに、毎日抹茶喫茶だと思うが、20~30メートルの行列ができている。並ぶ価値はあるのかね。丹波の山奥から出てきたわけじゃあるまいし。今時、普通に忙しい人には無縁の存在だ。知り合いの和食の料理人に言わせると、和食も伝統技能から見ると、玉石混淆の世界らしい。ある時、いつも行く寿司屋の板さんに「これだけ安くて美味しいのに、なんでガイドブックに出てないの」と質問したことがある。「観光客が大勢押しかけてこられたら、常連さんに文句いわれまっしゃろ」まことにドジな質問であった。ことほど左様に、京都人は本当のいいところは宣伝しない。

 京都はもう秋です。失恋した人も、何か物思いにふけりたい人も、おいしいものを食べたい人も、舞子ちゃんとお遊びになりたい人も、老若男女を問わずwelcomeです。