三舟山散策 2 (八重の桜ロケ地)君津市小香NO 913 | 房総ENJOY-LIFE、

三舟山散策 2 (八重の桜ロケ地)君津市小香NO 913


NO 913
三舟山の散策路はミツバツツジの小径を過ぎると
ソメイヨシノの小径とオオシマザクラの小径の別れ道となっていました!

どっちに行こうか?

迷いましたがオオシマザクラの小径を歩いて見ることにしました!

するとそこにも『八重の桜』の第二の
撮影ポイントがありました!
オオシマザクラの小径を歩いて正解だったようですね!

でもこの小径、桜が満開になったらどんな景色になるのでしょうか?……ね!

見張らしのいい場所からは君津市の街並みが見えました!

足元には濃い色をしたスミレを発見!

私達に春は近いよ!…と言っているようでした

そして見えて来たのは『三舟山陣屋跡』

案内板を読んでみると
相模国の北条氏政が安房の里見義弘を撃つ為に

この場所に陣屋(砦)を構えたと伝わる場所だそうです

永禄10年8月23日(1567年9月25日)
三舟山合戦とは里見義弘と北条氏政の間で戦われた合戦で

第二次国府台合戦で大敗した里見氏は
上総北部西部に置いた重臣、正木時忠、
土岐為頼を安房国へ帰順させています

北条氏政は里見義弘の居城である佐貫城を奪うべく
自ら三舟山に陣屋を置き総監をとりました!

三舟山に陣屋が出来れば
南一里しか離れていない佐貫城が狙われると考えた里見軍は
先手を打ち、合戦は始まりました!

これを知った北条氏政は武蔵国岩村城(埼玉県岩槻市)の城主
太田源五郎氏資と共に佐貫城を攻撃

一方、弟の北条氏照は原胤貞と共に別働隊を率いて市原郡方面から小櫃川沿いに遡り

里見義弘の父、義堯の居城である久留里城を攻撃に向かわせた!

これに対して佐貫城を守る里見軍の
佐貫城死守は強硬な為に
集結した北条軍との戦いは激闘となり
里見軍が北条軍を破ったと言われています

処で里見軍の作戦に面白い話がありました!

第二次国府台合戦で敗北した里見軍は
北条軍と出会すと、まずは真っ先に逃げたと言うのです!

前戦いに勝利した北条軍は里見軍をみくだして追いかけました!

霧に包まれた戦場で里見軍は逃げると思わせ
北条軍を章子谷のぬかるみの沼へと誘い込み
動きのとれなくなった北条軍を仕留めたと記されていました!

そして太田源五郎氏資は戦死、勢いに乗じた里見軍は海からと陸から里見水軍も活躍し北条軍を追撃!

とうとう北条軍は全軍を相模国へ撤退させたと言うのです!
嘘か真か歴史とはマジで興味深いものです!

三舟山の散策路も頂上近くになった所で
一人のお爺さんに逢いました!
彼はカメラではなく双眼鏡を片手にしていました!

聞いてみると!
『静かに耳をすましているとコゲラが木々をつつく音がする!』…と言うのです!

そう言えば三舟山は野鳥が見られる事でも有名だと麓の案内所で言ってましたね!

そうだ『ウソ』と言う鳥が見れないか探してみました!

すると『ウソ』ではないけど『コゲラ』が木々をつつく音が聞こえました!
\(^o^)/

探して見ると木の枝に『コゲラ』がいるではありませんか!!(○_○)!!

妻と驚かさないようにソ~ッと歩いてカメラのシャッターを押しました!

始めてでした!コゲラをカメラに納めたのは!

撮れた写真を確認すると感動して、洒落ではなく、
鳥肌が立ってしまいました!<(_ _*)>

これで私は撮り鉄ではなく、撮り鳥になってしまうのでしょうか……!?(丿 ̄ο ̄)丿

コゲラの他にセキレイでしょうか?
それとメジロですか?
ここ三舟山は野鳥の宝庫なんですね!


まだ、桜が咲く前に来たのになんと楽しい山なのでしょうか!

そして、楽しみにしている展望台が見えて来ました!
頂上からの眺望を楽しみたいと思います!
また次回に!

お付きあいありがとうございました!
m(__)m


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