編笠山・権現岳(南八ツ) その壱 のつづきです
ヤマレコのレポはこちら
ガスと強風の中
とりあえず編笠山だけ登って
青年小屋に下りてきたものの
じっとしてても天気は悪くなる一方みたいなんで
とりあえず(また?)権現まで行くことにしました(9:25)
登り始めは樹林帯
アザミは枯れかけてましたが
葉っぱはトゲトゲで触ると痛いです(><;)
周りに木がなくなると
急に勾配が急になります
道もジグザグに・・・
このお二人
青年小屋でテント泊(2日目)だそうで
昨日は雨やったんで
この日に権現へ行くことにしたそうです
いったんは抜かされるんですが
途中でまた追い越しちゃいます
クサリ場が何ヶ所かあります
それほど危険じゃないですが
上から見たトコです
ネ、キケンじゃないでしょ~
って、分かりにくぅ~~~ですね(^_^;)
雨は降ってませんでしたが
濡れてても大丈夫そうでした
イワベンケイも紅葉するんですねぇ
知りませんでした
何百回も山に登ってても
新しい発見があって楽しいですね~
このあとも難所が待ってます
地図にギボシと書いてあるところですね
クサリはかかってますが
取っ掛かりはたくさんあるんで
三点支持で登っていきます
両手両足を使って登れば
難なくクリア
よっこらせっと(^▽^;)
ここを過ぎれば
権現小屋はすぐです
ホンマにすぐです
すぐ着きます
ホラ・・・
ネ(^_^;)(10:17)
見事、敗退(>_<) の回で載せた小屋でした
入り口には・・・
小鳥はいませんでした(^_^;)
でも可愛らしいですね~
”ボッカ中です”
の札がかかってて
小屋番さんはお留守でした
頂上へはすぐです
10:23 権現岳(2704m)頂上
青年小屋から1時間くらいですね
着てるヤッケがふくれてるのは
私が太ってるからじゃないですよヽ( )`ε´( )ノ
風が強いんです
ハンパないくらい・・・
おっとっと・・・
ってよろけるくらい(^_^;)
しばらく後から来た人たちと
しゃべりながらどうしようか考えてたんですが
キレット小屋までは1時間
風は一向にやむ気配なし( ̄_ ̄ i)
でも、せっかく来たから行けるとこまで行ってみようと
歩き出したんですが
尾根をまたぐと
さらに強い風が(/TДT)/
クサリ場を降りて
何とかハシゴのところまで来ましたが(61段あるそうです)
写真の○してあるところ
グラグラして外れてるんです
風はビュービュー
ときどきゴォーーーッて
ムリーーーーY(>_<、)Y
こんな細いハシゴ
この強風の中
下りたら
ハシゴごと持ってかれるかもって
マジで思いましたよ~(x_x;)
撤退あるのみです
引き返したら
あのお二人連れも来てましたが
「ムリ、ムリ でも一回見ときます?」
って言うて、またついて行って
男性のほうが降りていきましたけど
ハシゴの手前で断念
「やっぱりムリでした」
ここは引き返すのが正解です
遭難したらなんにもなりませんからねぇ~
“無事に下山してこその山歩き”が大命題ですから
権現小屋に戻って
ちょっと腹ごしらえ&用足し
ここもトイレはチップ制です(100円)
でも水洗でキレイでしたよ
天気が良かったら
ここから青年小屋が見えるそうです
いつまで待っててもガスが晴れないので
青年小屋まで降りて
さらに来た道を西岳経由で引き返すことにしました(11:15)
帰りも例のクサリ場を降りましたが
特に問題なし
あ、そうそう
私の被ってるカワセミカラーの帽子
実は秘密があるんです
こめかみのところについてる
このグレーのボタンみたいなの
これ回るんですけど
時計回りに回すと締まります
緩めるときは反対に回します
これのおかげで
強風でも飛ばされません
あまり長い時間締め付けてると
頭が痛くなってきますけど・・・(^_^;)
だいぶ下まで降りてくると
団体さんが(25名くらい)登って行かれました
ちょっとは風が吹いてましたが
「スゴイ風」とビックリされてました(^_^;)
イヤイヤ、上はもっとスンゴイですから・・・と心の中でツィートしながら
青年小屋まで降りてくると・・・(11:50)
おーーーーーっ
見えました~~~
この日の初富士山
250mm持って来て良かった~~
ひとしきり御対面を楽しみ
振り返ると・・・
遠い飲み屋
京都からやと350km以上はあるなぁ
ホントに遠おぉぉぉい(^_^;)
で、飲み物のラインナップはというと・・・
意外と普通なんやね・・・
秋味があるのはいいけどね
あと、小屋の料金表
ここの幕営料、高くない
普通500~600円やんね~
でも宿泊料は安め?
あ・・・
風がちょっとおさまってきた~
テラスへ出てターイム
富士山見ながら
山では一番のご馳走ですねぇ
編笠山のほうも晴れてきた~(‐^▽^‐)
でも、もう登らへんよ~
上の方に2人下りてくる人が・・・
小屋に下りてくる頃に
こっちは下山開始~(12:20)
また一人ぼっちの山歩き・・・
登ってくる時も一人も会わへんかったけど
下りも・・・(x_x;)
ガスがちょっと切れてきて
青年小屋が見えました
朝、登ってくる時よりは良くなってるんかなぁ~
早めの撤退失敗したかな~(^_^;)
下界(小淵沢)は晴れてますね
天気予報はいちおう当たりか・・・
山と平地の天気は違うってことですね~(^^ゞ
ベニテングタケ(毒)とシラタマノキ
一人ぼっちで下るのは慣れてるんですが
とにかくこの道はクモの巣だらけσ(^_^;)
いかに人が歩いてないかってことですね~
登りも引っかかったのに
下りも・・・いやむしろ下りのほうが多いかも・・・(;^_^A
それも顔のあたりに集中してるような
写真で撮ると
こんなすがすがしい森林浴なんですよ
なのに実際は・・・
歩いてみないと分からへんモンですね(^o^;)
しかも晴れてきてるし・・・
この時はずーっと後悔しっぱなし・・・
権現でもうちょっと粘ってたら天気回復したかも・・・(x_x;)
時間はまだ2時前やったんで
登りでスルーした信玄の隠れ岩へ
けっこう立派な分岐がありますが
踏み跡がすぐに分かれてるんよなぁ
どっちに行ったら・・・
とりあえず左のすぐ下りる道に
う~ん、確かにでっかい岩がようけあるけど・・・
隠れるところがないなぁ
戻って右の道を行ってみよう
こっちでした
この岩の下に隠れられますね
それにしても大軍はムリやなぁ
信玄と側近数名だけやったら隠れられるけど・・・
何にも書いたものがないんで
定かじゃないですが
でっかい岩が重なってて
その下に人が入れる隙間があるというだけのことです(^_^;)
元の登山道に戻って
登りの時に撮った
テングタケの場所まで来ました
ここまできたらあと少し
歩いてると珍しいものを発見~
ハイ、どこが珍しいでしょう
何の変哲もないトリカブト・・・で・す・が
実は地面から直接生えてるんです
普通は・・・
こんな風に地面から茎を伸ばして
葉をつけて
その先に花がいくつかついてるモンなんですが
ここで見たのは地面に這いつくばって咲いてるトリカブト
固有種なんでしょうか?
いくつか見かけましたよ
学者先生、どなたかご覧の方はご一報を
ようやく広河原に到着(14:30)
あとは林道を15分
鼻歌交じりでフンフ~ン
な~んて歩いてると
戻ってきました~(14:45)
何台か停まってました
まだ時間早いなぁ
ま、いいか~
とりあえず温泉だ~
ここから一番近いのは
もみの湯
来る時 前 通ったから
ナビに頼らなくても行けるよ~ん
到着~
と思ったら休館日(=◇=;)
な・ぜ・に・・・ガーン
しょうがないからナビでピッピッピッと・・・
ん?“河原の湯”?
地図に・・・あ~載ってる
じゃ、そこにいこ
途中で撮影にいいところがあったんで
車を停めて・・・
八ヶ岳方面です
山腹から上は雲に覆われてます
やっぱり下りてきて正解やった
また今度来よーっと
後ろを振り向くと・・・
たわわに実った稲穂が黄金色に輝いてました
さらに北西方面・・・
雲間から光が差して
うわ~、キレイ~о(ж>▽<)y ☆
天使のハシゴですね~
権現のハシゴは下りられへんかったけど
天使のハシゴが見られたからいいかぁ~
河原の湯
料金 ¥400
内湯のみ
サウナ・水風呂あり
ボディシャンプー・リンスインシャンプーあり
広い休憩室があって30分ほど仮眠しました
出てくると・・・
虹がかかってました
どうもこの日は空に縁があるみたいでしたね
このあと諏訪ICから高速に乗って
すぐ諏訪湖SAで休憩
ご飯食べたあと あの夜景 を撮ったという次第です
このSAには温泉もあります
ハイウェイ温泉と名前がついてました
もう八ヶ岳で入ったんで入りませんでしたが
何人か入っていく人はいましたね
そうそう
ここのSAにスタバがありましたよ
施設の入り口のまん前に
ドカ~ンと
若い人は入ってませんでした
24時間やってるんかな?
諏訪湖SAを7時過ぎに出て
草津PA(滋賀県)に着いたのが10時半過ぎやったかな
河原の湯でしっかり??仮眠をとったんで
ほぼノンストップで走れました
駒ヶ根ICのあたりでは
目の前に稲妻が走って
ビックリしましたヽ(*'0'*)ツ
雨もきつかったしねぇ
2週続けて帰りはどしゃ降りY(>_<、)Y
この日歩いた距離 19.81km
時間 9時間35分
今回は予定を大幅に変えないといけないほどの
天候の悪さ(強風)でした
キレットは次回に持ち越し
晴れたときにまた来ます
とにかく無事にケガなく降りられたことに感謝(。-人-。)
どうもありがとうございました
そしてまたまた長々とここまで読んでいただいた、あなたにも
ありがとうございました(。-人-。)