先日、とある講座でシダのお勉強をしました。
そしたら祖師谷公園を歩いていても、
今まで全然目に入ってこなかったのに、なぜかあちこちで、目に飛び込んできました。
ここはポプラのある池のほとりです。大きなシダの葉が茂っています。しかし調べても名前がよくわからない。そこで講師のN先生に写真を見ていただきました。
なんとこれが春に若芽をコゴミといって食べる、クサソテツでした。
外側にあるのは栄養葉といって、他の葉同様、光合成をして、養分を取り込みます。
葉の裏には、何もありません。シダならふつうは茶色いぶつぶつした胞子嚢がありますが。
株の中心から出ているこちらが、胞子葉。秋になると、栄養葉とは別に、胞子を飛ばすために出すのだそうです。
来年の2~3月にこの胞子葉は胞子を飛ばすというのです!どういう状態になるのでしょう、観察してみましょう。
近くには野性のクレソンがやわらかそうな葉を出しています。
公園管理事務所の裏手の花壇にはクサソテツの胞子葉だけが5~6株ありました。栄養葉はどうしてないのでしょう。
この鳥の羽根のようなアーティスティックな形は見たことなかったです!